2007年10月17日発売
ツィーラー:オペレッタ序曲集 カルル・ミヒャエル・ツィーラー[1843-1922]はオーストリアの作曲家、指揮者です。ダンス・オーケストラや歩兵連隊の楽隊で指揮者をつとめ、オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。行進曲やワルツなど数多くの作品を書き、それらはすでに録音も数多く耳にする機会も多いのですが、なぜかオペレッタに関しては全曲の録音はおろか、序曲でさえもあまり取り上げられることがありません(どうしてもJ.シュトラウスやスッペの曲の影に隠れてしまうのでしょう)。 しかしながら、ここで聴ける曲は何ともチャーミングで郷愁を誘うものばかり。ウィーン舞踏音楽最後の代表者として注目されるべき作曲家であることは間違いありません。(ナクソス) ツィーラー:オペレッタ序曲集 ・中庭のボール ・愚かな心 ・白魔法使い ・観光案内人 ・財務責任者 ・美しいリゴ ・3つの願い ・子どもたちの作戦会議 ・ドイツの巨匠 ・はしゃぐ娘 ・ジェローム王 スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団 クリスティアン・ポラック(指揮) Disc1 1 : Ball bei Hof: Overture 08:39 2 : Das dumme Herz: Overture 07:06 3 : Der bleiche Zauberer: Overture 03:14 4 : Der Fremdenfuhrer: Overture 06:30 5 : Der Schatzmeister: Overture 07:54 6 : Der schone Rigo: Overture 05:24 7 : Die drei Wunsche: Overture 05:56 8 : Manoverkinder: Overture 08:08 9 : Ein Deutschmeister: Overture 05:31 10 : Ein tolles Madel: Overture 05:12 11 : Konig Jerome: Overture 05:03 Powered by HMV
実力派ベース奏者率いるドラムレス・トリオが、題名どおりに、まさにストレートアヘッドな演奏を展開。三者の親密な関係性から音楽がじっくり発酵していく演奏や、ゲスト参加の大坂の鋭いドラムが鼓舞するかたちで全員が熱く弾ける演奏など、秀逸な演奏が並ぶ。