2007年11月21日発売
これまでG.RINAと名乗っていたイギリス人と日本人のクオーターが名前の表記を変えてメジャー・デビュー。通算3作目となる本作は、クラブ・ミュージックやダブ、民族音楽のテイストのある都会的なポップス・アルバムに仕上がっている。
ファンのリクエストをもとに企画された初のカヴァー・アルバム。中島みゆきからフレッド・アステアまで、多岐にわたる有名曲を柔らかな彼女の色に染め替えており、語り部による物語に耳を傾けているような気分になる。
オリジナル・メンバーであるレナに新メンバーのミキ&ケイが加わり、トリオ編成になったキグルミのシングル。トリオ化でちびっこ層の反応は!? 「たまごっち」は映画『えいがでとーじょー!たまごっちドキドキ!うちゅーのまいごっち!?』の主題歌。
90年代、映画『天使にラブ・ソングを…』の大ヒットから始まったゴスペル・ブームで、日本における中核を担ってきたのがVOJAだ。耳なじみのあるスタンダードなナンバーを、メジャー感あるコーラスで仕上げるスタイルは、まさに定番。安心感のあるゴスペルを楽しむならこれ。
言わずと知れた日本を代表するブルース・ギタリスト2トップの共演盤。山岸の地元ニューオーリンズで同地のミュージシャンたちと肩ひじ張らず正面切ってブルースを演奏することを楽しんでいる様子がヒシヒシと伝わる。マーヴァ・ライトが熱唱する「エイント・ノーバディズ・ビジネス・イフ・アイ・ドゥ」にはただ涙。★
2007年夏に本邦デビューした米国19歳の新星歌手のクリスマス・ミニ・アルバム。おなじみの聖歌も新曲「アース」も、前表題曲「ウィー・アー・ワン」と同様、シンプルな演奏が澄みきった清らかな声・歌を浮き彫りにし、聖なる空気を醸し出す。「ホワイト・クリスマス」にはツアー共演したデイヴ・コズ(sax)が客演。
クラブ・ジャズ・レーベル、ソナー・コレクティヴ主宰のサシャ・ゴットシャルクと、クラブ・ジャズ・ユニット、ジャザノヴァのメンバーによるプロジェクト、シーフのアルバム。これぞ現代のネオ・アコだ。
制作・出演
グラマシー・シックス / ゲイ・セプテット / デュセス・ワイルド / ナンシー梅木 / 与田輝雄とシックス・レモンズ / 多忠修とゲイ・スターズ / 多忠修とビクター・オール・スターズ / 日本ビクター管弦楽団ナンシー梅木がビクターで録音した音源集。戦後最初のスター女性ジャズ歌手だった彼女が歌う2曲目のジャパニーズ・ソング集が実にいい。柔らかく、情感に満ちたヴォーカルを聴かせる。この歌があればこそ、後の都会派モダン歌謡が生まれたと想像させる。