2007年11月21日発売
2007年12月放映のドラマ『まだ見ぬ父へ、母へ〜全盲のテノール歌手・新垣勉の軌跡』のサントラ。ベスト盤的な内容ながら既発は4曲のみで8曲が新録音、バックの室内オケの編曲も丁寧で質の高いつくり。過度に歌い上げることのない、温かで素朴な歌唱が心に染みる。
ハチャトゥリアン没後20年企画として録音されたもので、1957年に徹底的な改訂がなされたボリショイ劇場版を使用している。全曲版初のデジタル録音としても話題となった。演奏も力の入った共感にあふれたものだ。
死の9日前、交響曲第6番を初演した時のコンサートを再現したライヴ盤。「悲愴」は、オリジナル楽譜版を使用している。フェドセーエフの熱のこもった演奏が印象的で、ニコラーエワとのピアノ協奏曲も秀逸。
久しぶりに録音された全曲集ということで、注目されたアルバム。メンデルスゾーンの歌謡性と、清新なロマンティシズムに満ちていて、各曲ごとの性格分けも明確。豊かな表情をたたえた演奏を聴かせてくれる。
ショパンのノクターンに影響を与えたアイルランドの作曲家フィールドのノクターン全曲集。ショパンほど強く情感に訴える濃密さはないが、淡いロマンに彩られている。その特技をポブウォツカは見事に引き出している。
95年の『ランド・オブ・ザ・フリー』の続編となる、2年ぶりのアルバム。ジャーマン・メタルを代表するバンドの一つだが、ジューダス・プリーストのドイツ解釈(歌詞は英語)と呼ぶべき、ピュア・ヘヴィ・メタルとして光沢まばゆい逸物だ。「ブラッド・レリジョン」は日本盤のみ。
スウェーデンのメタル・ロック・バンドの5枚目のアルバム。本国でチャート1位となるなど、完全復活を遂げた2005年発表の前作の勢いをそのままに、ディープなギター・リフとハイ・トーンの歌声で骨太なハード・ロックを聴かせる。往年のLAメタルのように痛快なサウンドだ。
これまでG.RINAと名乗っていたイギリス人と日本人のクオーターが名前の表記を変えてメジャー・デビュー。通算3作目となる本作は、クラブ・ミュージックやダブ、民族音楽のテイストのある都会的なポップス・アルバムに仕上がっている。
ファンのリクエストをもとに企画された初のカヴァー・アルバム。中島みゆきからフレッド・アステアまで、多岐にわたる有名曲を柔らかな彼女の色に染め替えており、語り部による物語に耳を傾けているような気分になる。
オリジナル・メンバーであるレナに新メンバーのミキ&ケイが加わり、トリオ編成になったキグルミのシングル。トリオ化でちびっこ層の反応は!? 「たまごっち」は映画『えいがでとーじょー!たまごっちドキドキ!うちゅーのまいごっち!?』の主題歌。