音楽むすび | 2007年12月21日発売

作詞家として活躍する畑亜貴。彼女のもう一つの顔であるシンガー／コンポーザーとしての姿を提示した、ベスト・アルバム第2弾。ゲームの主題歌などさまざまな楽曲を中心に、畑亜貴を語るうえで欠かせない曲を網羅。ファンタジックなデジ・ポップ世界に酔いしれよう。

ノースカロライナ出身の4人組のデビュー作。エモコアとパワー・ポップの間をいくような溌剌とした演奏が魅力的で、やや大味になるキライもまだあるが、余計なしがらみを感じさせないまっすぐな楽曲には、原石の無骨な良さを感じることができる。

有馬三恵子作詞、加瀬邦彦作曲によるアイドル・ポップを思わせる「青い麦」から、リズム歌謡的な強引な展開が面白い「恋してチャチャチャ」、「なごり咲き」では演歌寄りの曲調と歌唱となる。歌手・伊丹の変遷を思わせる3パターンの曲で構成されている。