2007年12月発売
1900年 啓かれた日本のピアノ1900年 啓かれた日本のピアノ
日本のクラシック黎明期(1900〜41年)に書かれたピアノ曲の数々。滝廉太郎の絶筆となった「憾」、スクリャービンに捧げられた3、4曲目、ドビュッシー風の11、13曲目など、注目されて然るべき佳作揃い。異文化のフォーマットで己の個性を表現しようと模索した先人たちの砕身の足跡だ。
眠れぬ夜に/PARTY TIME PARTY UP眠れぬ夜に/PARTY TIME PARTY UP
25枚目のシングルは、眠れぬ夜にこみ上げる想いを歌うバラード。ヴォーカルを抑え気味にしたぶん、過剰さが削ぎ落とされてリアルな恋心が伝わってくる。「PARTY TIME PARTY UP」は一転し、賑やかな夜を彩るスピーディなアゲアゲ・チューン。異なる二つの夜の場面を歌い分ける、圧倒的な歌唱力に脱帽。
ミッドナイト・ブルーミッドナイト・ブルー
発売元
株式会社ポニーキャニオン初代ヨーロピアン・ジャズ・トリオのピアニストであるボエリーの、M&Iにおける通算6枚目。今回も前作と同じメンバーで、ロマンティックなラブ・ソングや日本で人気の高いスタンダードを中心に、タイトルどおり、深夜にひとりじっくりと聴きたいアルバムだ。
MANIACALMANIACAL
アズ・アイ・レイ・ダイイングのメンバーも参加のニューヨーク産メタル・バンドのサード。今時のメタル・コアとは一線を画し、スレイヤーがハードコア化したごときストロング・スタイル。ギターは弾きまくりシャウトは生々しく、思い切りの良さにヤられる。