音楽むすび | 2007年2月発売

1979年に発表されたティン・パン・アレーの童謡アルバム。細野晴臣に代わって後藤次利がベースを担当し、ファンキーな演奏とパラシュートの歌声で、おなじみのメロディの数々を斬新に聴かせている。

11枚目のシングル。ファッション誌のモデルとしての人気も高いようだが、恋愛時の細かい女性心理を描く作詞も彼女の手によるもの。せつない歌謡曲テイストのポップスと、キャッチーなメロディを揃えたいかにも“ギザ”レーベルらしいクオリティの曲だ。

9枚目のシングルは、とてもジャジィでソウルフルなアーバン・ポップス・ナンバー。夜の帳が似合う、とてもムーディでお洒落な楽曲。でも、歌詞の内容があまりにも切なすぎるだけに、似合うのは一人グラスを傾けてという雰囲気。寂しいときに触れたい音楽だ。

国内有数のメロディック・パンク・バンドとして確たる地位を築いた感のある三人組だが、ここに収められた3曲は余裕すら感じさせる完成度の高い楽曲となっている。エモーショナルなフレーズ一辺倒ではないところが彼らの懐の深さを表わしている。