2007年3月21日発売
ファンのリクエスト投票上位曲により構成された、デビュー25周年記念ベスト・アルバム。ピカピカのアイドルだった80年代から、アーティスト色を強く出した90年代の代表曲に加え、初CD化となる「あたしンちの唄」や名曲のリミックス「なんてったってアイドル(K25 Remix)」なども収めたファン必携盤。
津軽三味線全国大会に14歳で最年少優勝を果たし、以後3年連続優勝を続けている浅野祥。津軽じょんから節などの伝統音楽をきっちり聴かせながら、エレクトーンやピアノとのコラボレーションも取り入れた意欲作。2007年で17歳の彼の柔軟な感性は、どこへと羽ばたくのだろう。
川畠成道によるヴァイオリン小品集。オリジナル作品だけでなく編曲ものも数多く収める。川畠の演奏には甘ったるいところがなく、彼の音楽に対する真面目な姿勢がうかがえる。器用な演奏とは言いがたいが、どの曲にも彼らしい個性が感じられる。
全盲と天涯孤独の境遇を乗り越え、キリスト教プロテスタントと音楽との出会いにより、独自の生き方を見出した新垣勉初のベスト盤。代表曲「さとうきび畑」(再録)をはじめ、彼の世界が凝縮されている。
制作・出演
エマニュエル・クリヴィン / ジャック・メルシエ / パトリック・ガロワ / ビゼー / フィリップ・ブライド / フランス室内合奏団 / ベルナール・トーマ / ルクセンブルグ放送管弦楽団 / 南西ドイツ室内管弦楽団“フルートの貴公子”と呼ばれたパトリック・ガロワの録音を集大成した4枚組の名曲集。金の楽器を手に持つ金髪碧眼の若々しい写真が懐かしい。70曲の小品を輝かしい技法と艶やかな音色で楽しむ至福の5時間。2,000円の廉価盤とは思えない掘り出しものである。
ニュージャージー州出身のパワー・ポップ・バンド、ザ・スミザリーンズの約8年ぶりとなるアルバム。ビートルズの名盤『ミート・ザ・ビートルズ!』が丸ごとカヴァーされている。
4枚目にして初の海外録音。プロデュースとアレンジはH.コニック,Jr.バンドのラッパ奏者リロイ・ジョーンズ。スタンダードのほか、ニューオーリンズがらみの曲も。さらに懐かしのポップ・ヒット曲やBEGINの「恋しくて」も。独自の和みヴォーカルが心に優しく響く。
映画『さらば、我が愛〜覇王別姫』『紅いコーリャン』などの音楽を手がけた中国音楽界の重鎮、チャオ・チーピンのプロデュースによる王宏偉(ワン・ホンエイ)のアルバム。美しくも力強い歌声が魅力的だ。
THE BACK HORNの2007年3月発表のシングル。彼らの魅力のひとつである切ないロック・バラードで、救いようのない悲しみをテーマにした歌詞は、菅波栄純(g)が実体験に基づいて綴ったもの。情感豊かな山田将司の歌声も胸に痛切に響く。
ブレスひとつとってみても、そこから伝わってくる想いの深さ。切なく拡がるリリック。重厚でドラマ性のあるサウンドに支えられ、どこまでもエモーショナルに訴えかける将のヴォーカルが印象的だ。約1年ぶりのマキシ・シングル、ずしりとハートに響いてくる。