2007年4月25日発売
約2年ぶりとなるマシーン・メンの3rdアルバム。デビュー当時に在籍していたアヴァロン・レーベルに戻っての作品で、ヘヴィ・メタルの魅力を凝縮したようなアグレッシヴなサウンドが構築されている。
アニメの替え唄メドレー、「続・アニメ替え唄スーパーメドレー」が一応看板になっているが、アルバムのキモは6、9、12曲目といった小ネタ連発ソングだろう。多少切れ味が悪かろうが何だろうが、とにかく圧倒的な量で迫る。「しょうもなッ!」とつぶやきつつ思わず吹いてしまう自分がいる。量も才能のうち。
リリースのたびに異なるアプローチや新しい魅力を見せる彼らだが、本シングルでもそのチャレンジ精神が全開。「BRAND NEW SONG」では、爽やかなホーン・アレンジとファルセットが重なる間合いが絶妙。「Stay」のせつなさの滲むヴォーカルや「hesitated」の滑らかなハーモニーなど聴きどころがたっぷり。
人気モデル、CAEDE(花楓)のデビュー・アルバム。洋楽を聴いて育ったという彼女が詞曲とディレクションを担当。緩やかなサウンドと存在感のある歌声が、センスの良さを物語っている。
2003年よりMaiko(vo)を中心に活動を続けるゴシック・ラウド・ロック4人組の2作目。コケティッシュさとタフさを併せ持つ歌声をフィーチャーしながら、メランコリックかつドラマティックな音世界を展開。“和”テイストの情念が、琴線を激しくかき鳴らす。
仙台発のメロディック・パンク・バンドのセカンド・ミニ・アルバムは、 “美メロ”を標榜しているのも納得の、しなかやな歌の強さを感じることができる。高揚一途なパンクの疾走感もメロディをいかに温めるかに心砕かれており、全員で歌を奏でている印象が残る。
SEQUENCE PULSEの3rdアルバム。映像をイメージさせるような色彩豊かなインストを基盤とする、ヴァラエティ豊かな楽曲群が収められている。バンドの“動”の側面を感じさせる一枚だ。