2007年5月23日発売
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ピー・エス・シー人気ジャズ・シンガー、平賀マリカがインディ時代に発表したアルバム。自身にとって初となるジャズ・スタンダード集で、ロマンティシズムあふれるスウィンギーな歌唱が堪能できる。
デビュー作を上回る出来。正攻法でじっくり歌いきる力量に圧倒される。ハンク・ジョーンズはさすが。オマー・ハキムのシャープなドラミングも鮮やか。日野皓正も2曲にゲスト参加している。SA-CDハイブリッド盤による、音質の素晴らしさも特筆もの。
ホッピー神山プロデュースによる、オリジナル・アルバム。全曲彼女自身の作詞・作曲。それぞれの歌詞に、彼女の率直な思いが綴られているように思う。ノーテンキに明るいわけでもなく、切ないけど悲しいわけではなく、彼女の今がそのまま伝わってくる。
2004年より福岡を中心に活動するラウド・ロック5人組。各人が協調とせめぎ合いを繰り返すグルーヴとともに、アグレッシヴなエモーションや、凛としたメロディを打ち出す全7曲。さまざまな苦難を乗り越えての1作目とのことだが、全編から強い意志も見て取れる。
福岡で結成され、幾度かのメンバー・チェンジを経て現在のラインナップとなった4人組のファースト・ミニ・アルバム。“静”と“動”を行き来しながら高みへと上りつめる鉄壁のバンド・サウンドが印象的。切なくも激情的なメロディも彼らの魅力だ。
2007年12月のラスト・ライヴに向けてのラスト・アルバム。すべてをやり切った発展的な解散を物語るように明るくハッピーな一枚になっており、自らの姿勢をあらためて打ち出すとともに、最後の時までKEMURIを楽しもうといった空気が、そこここから感じられる。
THE RYDERSのJ-OHNOとKOJIを中心としたRAMONESのリスペクト・ユニット、DUMBのアルバム。チバユウスケ(The Birthday)やミナミ(KEMURI)の参加曲を含め、RAMONESへの愛が存分に詰めこまれている。