音楽むすび | 2007年5月発売

台湾を中心に中華圏で高い人気を誇るマイケル・ウォンのベスト・アルバム。ヒット曲「童話」をはじめとする代表曲が厳選収録されている。“ラブ・ソングの王子”にふさわしい温もりに満ちた甘い歌声が魅力。

台湾のシンガー・ソングライターの1年半ぶり5枚目のアルバムは、人気バンドのメイデイのアシンがプロデュース。アシンが歌詞を書いた「手に負えぬ愛」はパッヘルベルの「カノン」をベースにした甘いラブ・ソング。二人で毎日朝までスタジオにこもって作ったという力作だ。

ディアマンテスのアルベルト城間がカルロス菅野と組んだラテン歌謡アルバム。スパイダースの「バン・バン・バン」、ヒデとロザンナの「愛の奇跡」などをラテン・アレンジで、しかもポルトガル語で歌うという超下世話な企画が面白過ぎる！　最高に楽しめます。★

ベテラン・ドラマー大隅寿男の意欲作。フロント2アルトの編成が非常に新鮮、特にモンクの名曲「ウェル，ユー・ニードント」での2管によるテーマの展開はスリリングで、この曲の後半の盛り上がりを予感させる。7、10曲目は好きな曲、安定感のある大隅のソロがいぶし銀のように際立つ。

Newsのメンバー、手越＆増田によるコーラス・ユニットのセカンド・シングル。ミニ・アルバム並みのナンバーを揃えて、カジュアルなホーン・セッション風アレンジやフォーキーで愛らしいギター・メロディなどバッチリ聴かせる仕上がり。評判のハーモニーもとかく愛らしい。