2007年7月18日発売
清楚な歌声で、1970年代に日本の若者を釘付けにした、あべ静江のコンプリート・シングル集。モンド感たっぷりの「コーヒーショップで」や「私は小鳥」など、今聴いても味わい深い名曲の数々が楽しめる。
“ゼブラヘッドの弟分”として人気のロック・バンド、エブリデイ・トラジェディのデビュー・アルバム。キャッチーでポップなメロディとハードなギター・サウンドの融合が楽しめる。
映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』などでお馴染みの米女優、ジュリエット・ルイスが、H20のトッド・モース(g)らと結成したバンドのファースト。ハスキーでパンチの利いた歌声とパンキッシュなロックンロールは、女優のサイド・ワークを超えた聴きごたえ十分の力作。
“家族”の意を表題に女性ラッパーが移籍第1弾シングルで発するのは、前向きに生きるメッセージ・ソング。それは快活に、とてもメロディックに歌われている。そしてその、勇気づけられて心温かくなる感じは、同様に生ギターが印象的に響くラップ寄りの「KISS THE SKY」「アワタウン」でも味わえる。
てっきり泡沫企画か、覆面バンド(有名バンドの別プロジェクト)だと思っていたら、本物の被りもの系妖怪バンドだった。各地のショッピング・モールなどで子供にバカ受けだそう。コンセプトはもちろん、曲や演奏もしっかりしており、この手のバンドの基本を抑えている。
m-floとのコラボでも話題のシンガー、Ryohei初のカヴァー・アルバム。LAVAやJazztronikらハウス系のクリエイターがトラックを担当し、彼のヴォーカルをジャジィなサウンドで包み込んでいる。
笹子重治、フェビアン・レザ・パネはじめ、最良のメンバーに支えられた、極上の一枚。リバーヴ加工を排した生成りの音が、木綿のように心地よい。気負いなく、けれど真摯で、染み込むようにこころを満たす歌。楽曲の色合いすら越えて、何もかもがサリー色に染まっている。★