2007年7月18日発売
創刊10周年を迎えた音楽情報誌『MOSTLY CLASSIC』と、EMIミュージック・ジャパンのタイアップ企画。雑誌風のジャケット、発売時点の最新情報をいち早く採り入れるなど、先の展開を感じさせる内容。『のだめカンタービレ』KC読者には、現時点では一部ネタバレも……。
2006年に40回目を迎えた“モントルー・ジャズ・フェスティバル”の大舞台で披露したパフォーマンスを収録の2枚組ライヴ盤。新旧取り混ぜた楽曲だが、いつになくプログレッシヴなアレンジを施し、観客を魅了する熱気がダイレクトに伝わってくる大御所らしい一作だ。
70年代中期、英国で一世を風靡した叙情派ギター・バンドの、70年代末に録音しながらお蔵入りしていた未発表音源集。アンディ・パウエル、ローリー・ワイズフィールドのツイン・ギター体制での第2期、米ロック寄りの音楽性も板に付いた成熟した演奏はさすが。
テナー・サックス、ジャズ教育の第一人者として知られるジョージ・ガゾーンのボサ・ノヴァ・アルバム。ホメロ・ルバンボ率いるブラジリアン・ジャズ・トリオ“トリオ・ダ・パズ”の共演だ。テナーとギターが豊かな音楽を奏でるリラクゼーション・ミュージック。
女性二人組ヒップホップ・ユニットのアルバム。言葉の連射の中にもポップでドリーミィな要素があり、基本的に楽しい。ハイロウズの「日曜日よりの使者」をフィーチャーした「It's PARTY TIME!」は、ユニークなアイディア。ヒップホップ界のPUFFYみたい。
KREVAとの共演でも知られる女性シンガーのミニ・アルバム。特別に強い個性がある人ではないが、欲のなさそうな人柄の良さを感じさせる歌声は好感がもてる。ポップな質感はこのままに、よりエッジを利かせた曲も織り交ぜたフル・アルバムが早く聴きたい。★
発売元
株式会社ポニーキャニオングレート・ジャズ・トリオが残した名曲ばかりで編集されたアルバム第2集。どのトラックも非常にモダンな仕上がりで、ジョーンズの格調高く丁寧に歌うピアノにヴィンディングのベースが好調。「四月の思い出」での細かくて繊細なピチカートや正確で太い音色のソロが聴かせてくれる。
2004年、「シェイク」でデビューしたオランダのダンス・ディーヴァ。これは「オートマティック」やヒット曲「イントゥ・ユア・システム」を網羅したデビュー・アルバム。その小悪魔的なロリータ系のヴォーカルとユーロビート・ダンスのサウンドが絶妙にマッチしたお買い得盤。サブ題の“オトコを手玉〜”が凄い。
文化庁芸術祭新人賞を受賞したミュージカル女優、新妻聖子の2007年7月発表のシングル。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のサントラなどで知られる人気作曲家・佐藤直紀が手がけたスケール感にあふれるバラードだ。
女優としての活動がメインになった今でも根強いファンを持つ斉藤由貴のコンプリート・シングル集。シングルのA、B両面が完全収録され、彼女の魅了が余すところなく詰め込まれている。
伝説のアイドル・グループ、うしろゆびさされ組とうしろ髪ひかれ隊のコンプリート・シングル集。既発シングルのA、B両面が完全収録されており、その唯一無二の魅力が満喫できる。