2007年9月5日発売
制作・出演
エンリコ・バルボーニ / サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団 / サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 / ターフェル / チョン・ミュンフン / バルトリ / フォーレ / ロベルト・ガッビアーニスペインの栄光を偲ぶかのような郷愁に満ちたアランフェス協奏曲と、セゴビアのために書かれた「ある貴紳のための幻想曲」を収録。セルシェルとオルフェウスco.が、力強く気品に満ちた演奏を繰り広げている。
ヤルヴィのシベリウス交響曲全集からの1枚。北欧の自然とロマンティックな詩情が一体となった交響曲第2番や民族主義的高揚をもたらした「フィンランディア」など、ヤルヴィの豊かな情感に満ちた演奏が味わえる。
制作・出演
J.S.バッハ / アントニー・ロルフ・ジョンソン / イングリッシュ・バロック・ソロイスツ / ジョン・エリオット・ガーディナー / スティーヴン・ヴァーコー / ナンシー・アージェンタ / マイケル・チャンス / モンテヴェルディ合唱団 / ルース・ホールトン「目覚めよと呼ぶ声が聴こえ」を含む第140番と「主よ、人の望みの喜びを」を含む第147番という有名なカンタータ2曲を収録する、初心者にも楽しめる一枚だ。ガーディナーの明快な演奏が気持ちいい。
制作・出演
J.S.バッハ / サイモン・スタンデイジ / ジ・イングリッシュ・コンサート / トレヴァー・ジョーンズ / トレヴァー・ピノック / フィリップ・ピケット / ヤン・シュラップ / リーザ・ベズノシウク / レイチェル・ベケット初のチェンバロ協奏曲とも言われる第5番を含む、ブランデンブルク協奏曲から4曲をピックアップしたアルバム。ピノックとイングリッシュ・コンサートによる歯切れのよい爽快な演奏を聴くことができる。
ドビュッシーの名を世に知らしめた「牧神の午後への前奏曲」をはじめ、アバドがベルリン・フィルを振ったドビュッシー集。BPOから透明で淡い色彩感を引き出し、ドビュッシーの魅力をたっぷりと聴かせてくれる。
パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少で優勝を果たした翌年に録音されたデビュー盤。庄司紗矢香の才能に注目したメータのサポートのもと、庄司は伸び伸びとその才能を発揮している。
ドイツ・リートに多大な影響を残したシューベルトの有名な歌曲を、ドイツ・グラモフォンが擁する5人の歌手が聴かせてくれる、ファンには嬉しい作品。シューベルトの歌曲の世界が堪能できる一枚だ。
デュメイの個性的で濃密な表現のヴァイオリンと、変幻自在に寄り添い、あるいは緊張感を高め、濃やかな表情をみせながら絡みつくピリスのピアノ。両者の絶妙なアンサンブルが驚きをもって迎えられたアルバムだ。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アントニー・マイケルズ=ムーア / アンドレ・プレヴィン / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン少年合唱団 / エルヴィン・オルトナー / カール・オルフ / バーバラ・ボニー / フランク・ロパードプレヴィン2度目の録音で、ライヴ収録にかかわらず音の良さも評判となった一枚。土俗的なうねりよりも、明快なリズムとウィーン・フィルの豊かな響きを活かしたエネルギッシュな演奏だ。声楽陣の充実も特筆に価する。
のっけから誰もが知るナンバー。とはいえキャリア初となる完全即興のプレイだけに、あたかも1曲の中に四季があるかのよう。ソロ・ピアノ・アルバムとしては94年『ブレイクアウト』以来、実に13年ぶり。ここにきて、自分に向き合う季節がめぐってきたということか。
“岡村ちゃん”の(今度こそ!)本格的なカムバックを告げる3年ぶりのシングル。とんでもない高揚感をたたえた祝祭のトラックのなかで宣言されるのは、“どんなにきつくても、気分を高めて進んでいくぜ”という決意。生命力あふれるヴォーカルに心打たれる。