2008年10月16日発売
第二楽章第二楽章
被曝した人たちが綴った詞を、吉永小百合が切々と朗読していく。バックで流れる切ないギターや弦四重奏の調べが、彼女の朗読する声に、さらに哀愁を重ねていく。辛辣な言葉の中に込めた苦悩や怒りの姿。二度と繰り返してはならぬという想いが満ちている。
第二楽章 沖縄から「ウミガメと少年」第二楽章 沖縄から「ウミガメと少年」
ヒロシマ、ナガサキの原爆詩の朗読に続く吉永小百合の沖縄編で、野坂昭如作「ウミガメと少年」を朗読。音楽は大島保克(三線、歌)。悲惨な沖縄戦を少年・哲夫の目から見ている。浜辺でウミガメの卵をすする少年。ウミガメはまた浜辺に産卵にやって来る。
吉永小百合 映画歌謡曲集 日活編吉永小百合 映画歌謡曲集 日活編
61?68年に出演した日活映画で彼女が歌った主題歌、挿入曲を収録。初期の歌声は童謡歌手を思わせ、その幼さが際立って可愛い。曲の大半が吉田正作品という構成で、60年代という時代性を感じさせる。浜田光夫とのデュットでは、浜田の歌に失笑するかも。
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