2008年11月19日発売
2004年に神戸で結成した3ピース・バンドの2枚目のアルバム。独特の清涼感のあるヴォーカルで、“呼吸”するように誰もが抱く日常の感情をつづった歌詞を歌う“胸キュン”青春ポップ・ソング集。シングル曲2、7、10曲目、NTTドコモ四国のCMソングの「聞こえる」など現時点でのベスト的選曲。
静岡県浜松市で活動するR&Bシンガー、山口リサのシングル。絶賛された透明感のあるハイトーン・ヴォイスのほか、本作ではソングライティングのセンスも輝きを放っている。
UKニューキャッスル出身の三人組ガールズ・ユニットによる2作目。フーディニ「フレンズ」使いのリード曲「クラブ・ラ・ラ」や「E-A-S-Y」などのクラシカル・マナー漂う作風や、ディープ&ダークな「ホエン・ザ・サイレンズ・ゴー・オフ」、変態的ビートの「オウン・シング」など、信念を持ちつつも奔放に表現した良質の楽曲群がズラリ。
スウェーデン出身のバーグレン兄姉妹を中心としたポップ・グループ、エイス・オブ・ベイスのベスト・アルバム。シングル「オール・ザット・シー・ウォンツ」「サイン」など世界的なヒット曲が楽しめる。
テキサス出身の女性シンガー・ソングライターの、『レット・ゴー』(2007年)に続く作品だが、ライヴ会場などで販売していた2枚のEPを日本独自にまとめたもの。クリスマス向けの楽曲が半数を占め、その中にはジョニ・ミッチェルの「リヴァー」などのカヴァー曲も含む。
フィンランドのゴス系ヘヴィ・メタル・バンド、アモルフィスの通算6枚目のアルバム。ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・ファンからデス系、プログレ系まで幅広いリスナーに訴求する演奏力だ。
もはや、国内コーラス・グループからは突出した水準のクールさを持つ彼ら。このクリスマス・ソング集でも、圧倒的なメジャー感を発揮している。あえて英語でカヴァーしている達郎の「クリスマス・イブ」も嫌味なく自然。確かに、国内市場では狭いタイプだろう。飛躍の時期はすでに来ている。★
パンク・ロック・バンド、THE STREET BEATSのデビュー20周年&結成25周年を記念したベスト・アルバム。映画『クローズZERO』のオープニング&エンディング・テーマを含む、熱いメッセージに包まれた一枚だ。
ベテラン英国ハード・ロック・バンドが約2年ぶりにリリースした通算9作目のアルバム。ポップで明解なサウンドには、70年代から続くブリティッシュ・ハードの伝統を受け継ぎつつも、ノスタルジックではなく現在のティーンの耳にも届く新鮮さがある。