2008年1月発売
平均年齢17歳という若さが話題となった、ブリティッシュ・ハード・ロック・トリオのセカンド・アルバム。72年作品。グレッグ・レイクが高く評価した確かな演奏能力と、センスのいいマテリアルは今聴いても新鮮だ。もう少し長く活動できれば華が咲いたかも。
モーツァルト生誕200年記念として録音された全集の第1集。クラウスの代表的なものであると同時に、数多(あまた)ある全集の中でも異彩を持った名盤だ。ソナタも小品も独特の芳香を放っていて美しい。
モーツァルト生誕200年記念の年に録音された全集の第3集。クラウスの最良の状態での演奏が優れた録音で残された、まことにありがたい一枚だ。後期のソナタなど、比べようもない美しさにあふれている。
モーツァルト生誕200年記念として録音された全集の第4集。クラウス全盛期の演奏で、モーツァルトの全集の中でもトップに挙げる人もいるほどの名演だ。ここでは、とりわけ第8、9番のソナタが素晴らしい。
モーツァルト生誕200年記念の年に録音された全集の第5集。彼女の代表的な録音で、絶品とも言える演奏が感動的なトルコ行進曲付のソナタやロマンティックな幻想曲など、聴きごたえ十分な一枚となっている。
私生活でも親密だったというゴールドベルクとの、優雅な語らいが至福の時をもたらす名演。戦前のSP録音だが、十分に鑑賞に堪え、クラウスの澄明なピアニズムも、ゴールドベルクの艶やかな音も楽しめる。
繊細ながらも豊かな表現力を発揮しているクラウスのピアノに、いくぶん線が細めで清々しさの漂うゴールドベルクのヴァイオリンが見事に調和。今では聴くことのできない雰囲気を持った演奏だ。
ボスコフスキーとクラウスが共演したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集の第6集。モーツァルト晩年の3曲を収録しており、特にK.481と526は重要だ。彼らの明るく優雅なモーツァルトは美しい。