2008年4月9日発売
スケッチ・オブ・シーズンスケッチ・オブ・シーズン
トリオとしては前作のライヴ盤に続く5枚目のアルバム。初めての全曲オリジナルだけあり気合も十分。ゲストに島田歌穂や新妻由佳子などを迎えて歌やホーンも加わり、曲の個性もより明確に。何より、佐山自身のピアノが色彩感をまとっている。
リターン・オブ・ザ・プライドリターン・オブ・ザ・プライド
80年代のメタル/ハード・シーンで人気を誇ったバンドの17年ぶりとなる再結成作。看板ギタリストだったヴィト・ブラッタはいないが、マイク・トランプ(vo)を中心に熱の入ったメロディアス・ハードを展開。レトロな味付けも良い方向に作用している。
愛だけが愛だけが
アーティストとしての原点、シンガー・ソングライターとして発表する久しぶりのナンバーで、日之内エミは最大の持ち味だと信じられてきた張りのあるしなやかなソプラノ・ヴォイスをむしろ抑え気味に歌う。その表現力の高さをあらためて実感できる出来だ。