音楽むすび | 2008年4月発売

橋本徹の監修によるヒップホップ・コンピ・シリーズ『メロウ・ビーツ』シリーズの第3弾。前2作に比べるとクラブ・ジャズのテイストがやや強まった内容で、美麗なヒップホップが堪能できる。

フランス在住のクリエイター、半野喜弘のアルバム。ジャ・ジャンクー監督作品『Platform』のサウンドトラックのリミックス・プロジェクトで、“音楽を聴くという冒険”という言葉を思い浮かべたと自身が語るように、革新的な仕上がりとなっている。

よりダイナミックに進化したダンス・ミュージック。DJ BAKUのセカンド・アルバムは、聴き手を高揚させるエレメンツにあふれている。doseoneのラップ炸裂の「VOID IT OUT」、いとうせいこうがアジる「DHARMA」、なによりハードコア・ファンまで取り込むであろう「AKBAH ATTACK」の衝動性はスゴイ。