音楽むすび | 2008年5月発売

ダブ・バンド、LITTLE TEMPOが久々に発表するスタジオ・アルバム。日本人の琴線に触れるメロディをタイトな演奏に乗せ、大自然の雄大さや美しさを爽快に表現している。

シカゴのウエストサイドを拠点に50年代から活動する重鎮ブルースマン、エディ・クリアウォーターのスタジオ・アルバム。レコーディング当時73歳の彼が、エッジの効いたギターを響かせる。

黒ぶち眼鏡に髭面というもっさりした風貌ながら、ヴォーカルは不似合いなほどにソウルフル。しかも編曲には、往年のトム・ジョーンズに通じるモンド感ありまくり。キャッチーな曲が並ぶが、ポップさに一抹のひきこもり気分が漂うあたり、いかにも今様。

トロント出身の三人組によるファースト・アルバム。クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーとも比較されるように、イノセントで胸キュンな楽曲が並ぶ。プロデュースはラスティ・サントスで、レアなサウンド・プロダクションが彼らの魅力を最大限に引き出している。