2008年5月発売
約2年ぶり10作目。てらいのないビート・チューンが満載だが、どこか80年代的匂いも。本国では発売に先行して無料ダウンロードが話題になった一枚でもあるが、同世代のUKバンドでここまでコンスタントに新作を届けてくれるバンドも彼らを置いてほかにいない。
1979年に発表した3rdアルバム。バンドの解散を経て再結成を果たした彼らが新天地チズウィック・レーベルに移籍後発表した作品。全英チャート20位シングル「スマッシュ・イット・アップ」収録。
80年発表のダムドによる4thアルバム。疾走するロックンロールと実験的なサウンドで新たな魅力を打ち出した。全英チャート29位を記録。アナログ盤D面にあたるライヴ・トラックも収録した完全盤。
女性5人のインスト・ユニットのデビュー作。“きれいどころ”という外見だけじゃなく、しっかりプレイできる実力派が揃っているだけに、聴き応え十分。フルートとサックスをフロントに立て、洗練された心地よいスムース・ジャズを色彩豊かに楽しませる。
4人組ロック・バンドのデビュー・シングル。作詞・作曲・編曲からプロデュース、エンジニアまで手がけるギタリストのDAITAの多才ぶりはさすが。ただ、この作品に関しては、ちょっとソツがなさすぎる気も。ドラムレスという編成は、いかにもイマっぽい。
80年代に大ブームを巻き起こしたファミコンの音源の中でも、高いクオリティを誇っていたコナミ。その楽曲を使用したリミックス集だ。ゲーム音楽に括ることのできないメロディを、気鋭のリミキサー陣が極上のエレクトロ・サウンドへと昇華させている。
制作・出演
BBCシンガーズ / BBC交響楽団 / イジー・ビエロフラーヴェク / スティーヴン・ベターリッジ / ビエロフラーヴェク / ペーター・ストラカ / ヤン・ヴァツィーク / レオシュ・ヤナーチェク / ロマン・ヤナールバッハは基本的には古楽器奏法を取り入れたものだが、特にそれぞれの第2楽章が異色。極端な弱音から、ヴィブラートをいっぱいにかけた妖艶な雰囲気まで演出。ムターに捧げられたグバイドゥーリナの新作(世界初録音)は、彼女の個性にぴたりの曲。音質優秀。