2008年8月27日発売
2008年5月28日に発表された「Wish」を皮切りに展開されている12ヵ月連続シングル・シリーズの第4弾シングル。生きる意味を模索する世代へ、等身大のメッセージが届けられる秋色のナンバーだ。
韓国出身の女性シンガーによる洋楽カヴァー集。シェリル・リンのディスコ・クラシック「Got to Be Real」に始まり、ポリスの「見つめていたい」やジャズ・スタンダード「My Funny Valentine」など、ジャンルに囚われない名曲を、20歳とは思えない大人びた歌声で歌いこなしている。アレンジのセンスもいい。
男運のない女心を歌う「望郷ひとり泣き」には、中国語と韓国語、英語に翻訳された歌詞も掲載され、パチンコ『CR 七人の侍』のフィーバー・ソングとなった「望郷ひとり泣き(大陸編)」とパワフルなサウンドをバックにした「七人の侍?麒麟の如く」を収録。
立ち弾き三味線の元祖、花京院しのぶの「望郷新相馬」に続く望郷シリーズ第2弾。カラオケ大会の人気曲になりそう。デビューから30年、実演歌手としての風格が感じられる。「流れて津軽」は津軽の厳しい冬の向こうに近づく、春を待つ女心をシットリと唄う。
元TNTのトニー・ハーネル(vo)、現プライマル・フィアのマグナス・カールソン(g)によるプロジェクトの通算2作目。力強くもメロディックな正統派ハード・ロックで、ハイ・トーンで歌い上げるトニーの魅力も存分に発揮されている。完成度も高い。
小金沢昇司のシングルは、色街・神楽坂を舞台にしたライト演歌。「言葉のない子守唄」はさらにポップス寄りの人生応援歌。ド演歌でもなく、さりとてJ-POPに媚びることもない芸風は貴重。なぜか身近に感じられるのは2008月10号のCDジャーナル“元祖特捜野郎Aチーム”を読んだせいか。
作詞家の荒木とよひさの作詞家生活45周年記念のシングル。「追伸」は、伝書鳩時代は作曲も手がけていた荒木が作曲も担当した意欲作。メロディアスなフォーク・タッチのマイナー・チューンにのせて、愛犬へ捧げるメッセージを歌った心温まるナンバー。