音楽むすび | 2009年1月7日発売

元スーパーサンダースのヴォーカル、アキパンマンが新たに結成した5人組、ピアノゾンビのデビュー作。パンキッシュでポップな楽曲と酒焼けしたようなヴォーカルが魅力的。スピード感のある演奏とは裏腹に、案外内省的な一面を覗かせる詩の世界も味わい深い。

アニメ・トランスなどでおなじみのレーベル、EXIT TUNESによる特撮ドラマの主題歌をカヴァーしたアルバム。誰もが知る人気ナンバーがトランス・アレンジで堪能できる。

メジャー・デビューからわずか半年でのリリースというフル・アルバム。擦れんばかりの高音と歪みもやや心地いい低音、その二人を絶妙にサポートするDJという三人が作り上げる音楽は、確実にいまの世の中に生きる“魂の重さ＝0 SOUL 7”がはき出す真言だ。