2009年12月2日発売
人気のハウス・コンピレーションから『ルビー』『アクアマリン』に続く“宝石3部作”となるシリーズ第3弾。GTSをはじめ、鈴木亜美やカヴァー・ガールの浦浜アリサのオリジナル曲といった、2009年のムーヴメントが一挙に堪能できる一枚だ。
森麻季は自然なヴィブラートのかかった温かみのある歌声が魅力的。彼女の即興的な装飾も聴ける。共演は寺神戸亮&アンサンブル・レ・ボレアード。彼らだけが演奏した作品も収める。森の歌声と寺神戸のヴァイオリンの絡みが最大の聴きものだろう。
いとうせいこうが加入して、三人組になってのアルバム。ポイントは駅構内アナウンスほかさまざまな街頭レコーディング音を彼ら一流の機知いっぱいの表現に取り入れて、“今”を出していること。鮮烈。そして楽しい! 2009年度のヒップホップ派生J-POPの大きな成果。
【初回のみスリーブケース仕様!!】 EXILE、2年振りのオリジナルアルバム! 『第50回 輝く!日本レコード大賞』日本レコード大賞受賞曲『Ti Amo』から最新シングルメイン曲『ふたつの唇』まで、新曲多数含む全15曲入り! ⇒「愛すべき未来へ」&「X'mas Album」全曲解説をチェック スペシャルインタビュー掲載の特集はこちら
森重樹一(vo)と松尾宗仁(g)が始動させた5人組による、アルバム『非常ベルが鳴り止まない』(2009年)を引っ提げて行なわれたツアーの東京公演の模様を収めたライヴ盤。リズム&ブルースの深みを堪能させるロックンロールがストレートかつ軽やかに伝わってくる。
まるで母に抱かれるような大きさにあふれたヴォーカルが魅力のカヴァー集。もちろんベースはレゲエ・アレンジになっているわけだが、J-POPの名曲が彼女にかかると、その曲の世界を壊すことなく、まろやかでハートフルな作品に進化するから不思議だ。しみじみする一枚。