2009年1月発売
平均年齢20.6歳の英新世代デスコア5人組の日本デビュー盤。各人のカオスなエモーションが協調とせめぎ合いを繰り返しながら、空中分解するギリギリのところでバンドとして成り立っているといった音世界が強烈。ボーナス収録されたライヴ映像もスリリングだ。
懐かしのラヴ・ソングを集めたコンピレーション・アルバム。エリック・カルメン「オール・バイ・マイセルフ」をはじめ、ニルソン、エア・サプライらの名曲を収録。思わず口ずさんでしまう甘いメロディに胸がときめく。
ヒット・ナンバーの数、長期にわたる活動歴などから“イージー・リスニングのパイオニア”と言われ、そのキャリアを通じたリラックスしたスタイルから“カジュアルということを作り上げた男”とも称されたペリー・コモの、50曲に及ぶナンバーを集めたCD3枚からなるアンソロジー的なCD。全米トップスターの一角入りを確実なものとした1950年代以降の代表的なナンバーと、誰の耳にもなじみあるはずの有名曲のカヴァーの集合で、心地よく響くことではトップ・クラスといっていい艶めいたバリトンに、心躍ること確実だ。
ガーディナーとのカンタータ録音でも知られるテイラー。当盤は彼が結成したアンサンブルとによる教会作品オムニバスで、よいところ取りの感は残るものの、バッハの宗教的な深さと多彩な創造性を流れよく示している。滑らかで淀みのない歌と、精緻で温かみが通った合奏が心地よい。
制作・出演
AnaLizOjeda / ClaudiaCombs / GuadalupeDelMoral / JunOkada / OliviaCenturioni / アラン・カーティス / イル・コンプレッソ・バロッコ / ヘンデル / ヴェッセリーナ・カサロヴァ制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティアン・ゲルハーヘル / ゲーニア・キューマイアー / ゴットフリート・ファン・スヴィーテン / ニコラウス・アーノンクール / ハイドン / ヴェルナー・ギューラ前作「天地創造」の場合と同様、最新にして周到な20年ぶりの再録音。ウィーン響とのダイナミックな旧録音に対峙するように、完成の域に達した古楽器演奏の上に繊細と大胆が構築されるさまには思わず息を呑む。音画の楽しみと芸術的深遠の好バランスだ。★
やるせない恋を歌った「虎耳草」は、壮大なメロディ・ラインと、低音のダンディズム漂うヴォーカルが相まってドラマティック。「赤と黒の情熱」は、かつての酒場歌謡を彷彿とさせるデュエット曲で、その覚えやすいメロディは杉本眞人によるもの。ほどよいアナクロ感が余韻を残し、癖になる。
2009年3月に初の武道館公演を行なう秦の7枚目のシングル。シンプルな楽器構成で静かな曲なのに、圧倒的な説得力。消費されては消えていくものたちとは明らかに違う。歌の持つ力をまた信じてみたくなる。カップリングは仙台と札幌のライヴ・バージョン。