2009年2月4日発売
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / キングズ・カレッジ聖歌隊 / スティーヴン・クレオベリー / トム・クラウゼ / ドホナーニ / ホルスト・ラウベンタール / マルガリータ・リロヴァ / メンデルスゾーン制作・出演
エリザベス・コンネル / カリータ・マッティラ / クラウディオ・アバド / ジョン・アレイ / ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ / メンデルスゾーン / ロンドン交響合唱団 / ロンドン交響楽団ロンドン響の音楽監督就任直後、50歳頃のアバドによる録音。気力・体力ともに充実していた頃の、覇気に満ちた推進力のある演奏を聴くことができる。本盤は、序曲を除いた交響曲のみのセット。
メンデルスゾーンの『序曲集』に、交響曲全集に収録されていた弦楽八重奏曲からの「スケルツォ」を追加したセット。メンデルスゾーンの主要な序曲が網羅されており、アバドの躍動感に満ちた演奏が満喫できる。
制作・出演
キャスリーン・バトル / ジョン・オリヴァー / タングルウッド音楽祭合唱団 / フレデリカ・フォン・シュターデ / ボストン交響楽団 / ボストン響 / メンデルスゾーン / 吉永小百合 / 小澤征爾 / 松本隆有名なホ短調のヴァイオリン協奏曲と、比較的珍しいヴァイオリン・ソナタを収録。若きミンツの瑞々しい演奏を聴くことができる。特にメンデルスゾーン14歳の時のソナタは、一聴の価値あり。
ともに13、14歳頃の作品。早熟の天才ぶりがはっきりと窺える作品だが、これをクレーメルとアルゲリッチが演奏していることで、作品の価値が何倍にも高まっている。貴重にして会心の一枚だ。
意外にもメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、あまり演奏されない。10代後半の第1、2番、30歳ころから晩年にかけて書かれた第3番から第6番。メンデルスゾーンの透明なロマンが薫る、メロスによる名盤だ。
作曲家の生誕200年を飾るにふさわしい絶佳なる演唱の復刻。シュライアー20代の瑞々しい歌声と溌剌たる描出は、メンデルスゾーン歌曲の理想的な表現といってよい。柔軟かつ力強い声で綴られたリートの、何と美しく心に響くことか。オルベルツの伴奏も秀逸である。★
2000年にデビューした米ラッパーの初のベスト・アルバム。一躍スターになるきっかけとなった「カントリー・グラマー」、ティム・マックグロウが参加した「オーヴァー・アンド・オーヴァー」など、個性あふれる楽しいナンバーが目白押しだ。なかでも注目の曲はDOUBLEをフィーチャーした「ワン・アンド・オンリー」のスペシャル・トラック。
フィギュア・スケート関連のクラシック楽曲だけで、101曲を揃えるという前代未聞のコンピレーション・アルバム。2008/2009年シーズンに各選手が使用した楽曲が満載されており、クラシック入門盤としても使えそうだ。
ビッグ・ネーム二人が意気投合して結成したスペシャル・バンドの欧州公演を収めたライヴ盤。バンドに加わったメンバーが超豪華で、ハンコックもゲスト参加している。熱気をはらんだスリリングなセッションが繰り広げられ、各奏者の凄技の応酬に会場も拍手喝采。
サンプリング世代にとってブルーノートの音源は文科省認定の分厚い辞書で、さながら本作品は好引用集といったところか。クロスオーヴァー編、ヒップホップ編の2枚組構成で、US3の懐かしナンバーから2008年のHigh Fiveまで、国内外の音源を幅広く収録。
ニュー・ジャック・スウィング全盛の90年代に故ジェラルド・リヴァートが送り出したデュオ、メン・アット・ラージに在籍したシンガーの初ソロ作でゴスペル作品。大半を占めるウォーリン・キャンベル制作曲もきれいに伸びるハイ・テナー声もポップで爽快。
史上最強のワガママ歌姫とも称されるリリー嬢のセカンド。政治から恋愛まで幅広いテーマを彼女ならではの視点で掘り下げた詞を、多彩なサウンドに乗せ、大人っぽく成長した歌唱で歌い上げている。ポップ感覚とメッセージ性が違和感なく融合した傑作。
2009年2月の来日公演を果たしたフロリダ出身の4人組。USスクリーモの新星として登場した彼らだが、フーバスタンクなどとの仕事で知られるハワード・ベンソンをプロデューサーに迎えた2作目では、よりストレートなロックを志向。耳馴染みの好いポップ感が快い。