2009年4月29日発売
いかにもさだまさしらしいと思わせる落語風の堂々巡りの歌なのだ。きっかけの“490円”を枕にして、ナンセンスな展開をみせながら、最後には“犬になりたい”と持ってくる強引さといい、その説得力といい、さだの口調だからできる荒業であり、歌である。
インディ・シーンを中心に知られる本格的ソウル・シンガー尾崎愛の歌は、4曲を収めたこのデビュー・ミニ・アルバムではおそらく物足りない。ファンキーなフィーリングが横溢するR&B、そしてソウル……アルバムへの期待をいやが上にも盛り上げる。
paris matchのヴォーカリストが放つ初のソロ。クールな色香にソウルフルなふくよかさが加わった希有な歌声と、筒美京平や小西康陽らによる珠玉のメロディとが相まって、完成度の高いポップスに仕上がっている。歌謡曲へのオマージュ的作品としても秀逸。
11枚目のシングルは、服飾ブランド“RUSS.K”のCM曲。「YOU達、何型?」というセリフから始まるディスコ・ナンバー。80年代を感じさせる懐かしさでカラオケで歌うと盛り上がりそう。初回盤DVDには、2008年大晦日の東京ドーム公演の模様を収録。
『仮面ライダー』や『ゴーオンジャー』など、ヒーローもの中心の俳優業と両立して歌にも力を入れるナイスガイの2年ぶりのミニ。優しい声質に似合うソフトでメロディアスなロック・サウンドで、「miss you」では作詞作曲も。『ゴーオンジャー』の同僚・海老澤健次とのデュエット「Silent Night」も収録。
『仮面ライダーカブト』『炎神戦隊ゴーオンジャー』の出演で知られる徳山秀典を中心としたロック・バンドのセカンド・ミニ・アルバム。ビジュアル系タイプのハード・ロックを軸にしたサウンドのなかで、グラマラスにしてポップな雰囲気を持ったヴォーカルが楽しめる。