2009年8月12日発売
結成11年目、40枚目のシングルは、“なんちゃって”と恋愛についてクールに語りながらも揺れ動く切ない乙女心を歌った。ラップ・パートもあり、アップ・テンポの中に哀愁漂うメロディが印象的。「秋麗」のバックのカッティング・ギターが効果的なアイドルらしいミディアム・ナンバー。
大阪は堺市出身のシンガー・ソングライターのセカンド・シングル。表題曲は、“浪速のラガ男児”ことKENTY GROSSのラップをフィーチャーした軽やかでちょっと切ないレゲエ・チューン。BESの伸びやかで素直な歌声が、歌詞に込められた微妙なオトコゴコロを見事に表現している。
福岡出身の3人組ヴォーカル・ユニット、ビーグルクルーの2ndシングル。もう一度やり直したいという思いを巧みなハーモニーで歌い上げた、すれ違いに悩むカップル必聴のラヴ・ソングだ。
双子姉妹のカヴァー第2弾は、70年代フォークの「花嫁」「翼をください」、女性シンガー・ソングライターによる80年代のスタンダードの「元気を出して」「夢をあきらめないで」、最新「遥か」まで時代や世代を超えた選曲。大阪出身だけあり、「大阪LOVER」のキュートさが際立っている。原曲にはないハモリが聴けたり、丁寧に歌う姿勢に好感が持てる。
BENI名義では4枚目となるシングル。シルキー・ヴォイスを活かしたラブ・バラードの「ずっと二人で」、キラキラしたスタイリッシュなアッパーの「stardust」、ハートフルなミッドの「With U」と高い歌唱力を披露。「The Boy Is Mine」はブランディー&モニカのヒット作をティニーシャ・ケリーと“らしく”演じている。
“泣ける歌”として話題になった「母賛歌」、その続編「ずっとそばに…」、ドラマ『夏の秘密』主題歌「あなたが愛をくれたから…」ほか全13曲収録した4作目。イントロのアフロなインストのスパイスがアルバム全体にいい刺激を与えている。その後の楽曲すべてが大地と生活に密着した温かみを感じ温かい。★