2009年9月16日発売
ワイル:ストリート・シーン 1949年ハリウッド・ボウル・ライヴ エルマー・ライスの戯曲『街の風景』は 1929年のピューリツァー賞を獲得した問題作です。ニューヨーク、マンハッタンに住む大酒飲みのモーラントとその妻。その娘と恋人、そして彼らをとりまく近隣の人々。ちいさな諍いを繰り返す内に起こってしまった悲劇。見守る人々。しかし街の風景は一切変わることがありません。そんな市井の人々のささやかな生活を描いたこの作品にワイルはシリアスな音楽を付けました。当時の空気もそのまま味わえる雰囲気たっぷりの1枚です。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 ・ワイル:『ストリート・シーン』全曲 ドロシー・サーノフ (ヴォーカル) ノーマン・アトキンズ(ヴォーカル) ポリーナ・ストスカ(ヴォーカル) ブライアン・サリヴァン(テノール) フェルディナンド・ヒルト(ヴォーカル) クリス・オルティス(ヴォーカル) マリア・マルティーノ(ヴォーカル) アリス・リー(ヴォーカル) キャスリン・ヘルゲンバーガー(ヴォーカル) ヘンリー・ティンマーマン(ヴォーカル) タジオ・コーラス スタジオ・オーケストラ アイズラー・ソロモン(指揮) 録音時期:1949年 録音場所:カリフォルニア、ハリウッド・ボウル 録音方式:モノラル(演奏会形式上演のライヴ) Disc1 1 : Act I: Overture: Ain't it awful, the heat (Greta, Emma, Olga, Ensemble) 00:03:44 2 : Act I: I got a marble and a star (Henry) 00:01:29 3 : Act I: Gossip Trio: Get A Load of That (Greta, Emma, Olga, Ensemble) 00:01:07 4 : Act I: When A Woman Has A Baby (David, Ensemble) 00:01:42 5 : Act I: Scene: Somehow I Never Could Believe (Anna) 00:08:19 6 : Act I: Ice Cream Sextet (Lippo, Ensemble) 00:04:38 7 : Act I: Let Things Be Like They Always Was (Frank) 00:03:00 8 : Act I: Lonely House (Sam) 00:03:50 9 : Act I: What Good Would The Moon Be? (Rose) 00:05:26 10 : Act I: Remember That I Care (Rose, Sam) 00:05:33 11 : Act II Scene 1: Entr'acte: There'll Be Trouble (Frank, Anna, Rose) 00:09:00 12 : Act II Scene 1: A Boy Like You (Anna) 00:02:47 13 : Act II Scene 1: We'll Go Away Together (Sam, Rose) 00:03:01 14 : Act II Scene 1: The Woman Who Lived Up There (Ensemble) 00:05:19 15 : Act II Scene 2: Interlude: Lullaby (Nursemaids) 00:05:36 16 : Act II Scene 2: I Loved Her Too (Frank, Rose, Ensemble) 00:03:50 17 : Act II Scene 2: Don't Forget The Lilac Bush - Ain't It Awful, The Heat (Sam, Rose, Greta, Emma, Olga, Ensemble) 00:06:13 Powered by HMV
レントヘン:交響曲第8番、第15番 ポルセライン&北ドイツ放送フィルハーモニー ドイツで生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘンの作品は、すでにCPOから多数リリースされていて、どれもが高い評価を受けています。 今回は2曲の交響曲を中心に収録した1枚です。100曲(あるいは200曲)あるとされるレントヘンの作品ですが、そのほとんどは晩年の8年間に作曲されたもので、交響曲第8番は1930年の作品、交響曲第15番は1931年の作品になります。ソプラノ・ソロを伴う交響曲第8番は、親交のあったグリーグの影響が感じられる魅惑的な曲です。第15番は力強く色彩的なもの。どちらも彼が訪れたノルウェーのヨトゥンヘイムの風景が感じられる素朴で美しい作品です。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 レントヘン: ・交響曲第8番 ・交響曲第15番 ・ノルウェー民謡による変奏曲 カルメン・フュジス(ソプラノ) 北ドイツ放送フィルハーモニー ダヴィト・ポルセリーン(指揮) 録音時期:2006年 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
小山清茂は日本の民俗音楽をベースに一貫して作品を書き続けてきた作曲家で、ここに収められている作品もすべて、日本のさまざまな音楽を素材としている。比較的生に近い形で使っており、土俗と洗練が不思議な融合を作り出している。演奏もそのあたりの特徴を巧みに表出している。
津軽三味線ブームに貢献した三味線界の功労者、高橋竹山。彼がビクターに残した音源から、「津軽正調じょんから節」など14曲を厳選したベストセラー・アルバム。魂の込められた名演の数々が堪能できる。
明治から昭和にかけて日本音楽に多大な影響を与えた作曲家/箏曲家、宮城道雄の作品を収めたアルバム。「春の海」「水の変態(抜粋)」「さくら変奏曲」などの代表曲全7曲からなる保存盤だ。
明治から昭和にかけて日本音楽に多大な影響を与えた作曲家/筝曲家、宮城道雄の演奏による筝曲の古典集。「六段」「秋風の曲 (前弾)」「秋の言の葉 (抜粋)」など全6曲を収録、その至芸を堪能できる保存盤だ。
名実ともに現代の尺八奏者の第一人者である山本邦山の演奏を収録したアルバム。ゲイリー・ピーコック、山下洋輔ら、ジャズ・プレイヤーとの共演でも知られる山本による現代邦楽の名曲名演が堪能できる。
1937年に生まれ、50代の97年にこの世を去った箏曲家/作曲家の沢井忠夫の作品集。「二面の箏と十七弦のための「三つのエスキス」」など、その天性ともいえる研ぎ澄まされた感覚から紡ぎ出された現代筝曲を厳選して収録。
宝塚歌劇団から幼少より親しんでいた筑前琵琶奏者へと転身、海外でも活躍する上原まりの作品。『平家物語』から「祇園精舎」「平家栄華」「入道死去」など7つの段を収録。はかなくも美しく、哀れな世界観を演じきった『平家物語』の決定版だ。
発売元
日本伝統文化振興財団長唄囃子方、人間国宝の寶山左衛門(たから・さんざえもん)が笛で披露した抒情歌集。「宵待草」「荒城の月」「青葉の笛」「村まつり」など、こころのふるさとともいえる抒情歌の数々を収録。
『Bossa@NILO』シリーズ3作で、関西を中心にしっかりボサ・ノヴァ歌いとしての存在感を獲得したニロが、オリジナル・ナンバーでついにそのうたの世界を聴かせてくれた。ボサのときの心地よさはそのままに、より等身大の彼女自身が浮かび上がってくる見事な小気味よさ。
NYのジャズ・ピアノ・コンペで優勝するなど、米国のジャズ界で注目され、帰国後も多方面から大きな支持を集めている片倉真由子のデビュー作。ピアノのタッチもみずみずしく、アドリブの展開にも鋭敏な感性と才能のひらめきが感じられ、リズム陣と連動しながら、自在にスウィングする演奏は痛快だ。