2009年9月16日発売
英バーミンガム出身のロブ・ジョーンズのソロ・プロジェクト、THE VOLUNTARY BUTLER SCHEMEのファースト・アルバム。ブライアン・ウィルソン的資質をより箱庭的にしてバブルガム度を増したキッチュなナンバーがズラリ。ハーモニーにもこだわったオールディーズ・ポップといったところ。
マシュー・スウィートとスザンナ・ホフス(バングルス)によるデュオ・プロジェクトのセカンド・アルバム。グレイトフル・デッドからイエス、ラズベリーズなど、70年代の名曲を雑多にして名アレンジでカヴァーした好企画。曲によって完コピに近いものもあり、楽曲解釈も味わい深い。
フィンランドのヘヴィ・メタル・バンド、ソナタ・アークティカの6thアルバム。テクニカルなギタリスト、エリアス・ヴィルヤネンを迎えた、新生ソナタの気概を感じさせる一枚だ。
ソナタ・アークティカのギタリスト、エリアス・ヴィルヤネンのソロ・アルバム第3弾。彼の変幻自在のプレイが満載。過去2作はすべてインストだったが、今回はヴォーカル・ナンバーも収録している。
ジャーマン・メタル・バンド、アット・ヴァンスの通算8枚目となるアルバム。オーラフ・レンクの巧みなギター・ワークと、日本人の感性に訴えるメロディックなパワー・メタル・サウンドが魅力的だ。
女性シンガー、リヴ・クリスティンを擁するゴシック・メタル・バンド、リーヴズ・アイズの3rdアルバム。北欧神話に登場する海神“ニヨルド”をテーマにした壮大なサウンドで、圧倒的な存在感を見せつけている。
ハリウッド女優でもある彼女の通算3作目。マーズ・ヴォルタのオマーが全面バックアップすることで、さらに多彩な表情を導き出した。パンキッシュな面のみならず、ブルージィな要素やダークな色合いの楽曲も歌い上げる。女優業の傍ら、という表現はもういらない。
結成3年目のフル・アルバム。“SCREWのすべてを曝け出す”という意味を持つタイトルの表すとおり、人間の持つ醜くさや弱さといった“表”だけでなく“裏”の感情などを、彼らならではのダークな世界観で昇華させた一枚。
80'sに大活躍した日本が世界に誇るヘヴィ・メタル・バンド、44MAGNUMの実に7年ぶりのアルバム。ヘヴィ・メタルという様式美に囚われず、ポップな曲からバラードまで、広義のハード・ロックと呼びたい傑作。マイケル・ジャクソンの追悼曲も収録、詩が味わい深いのも魅力だ。★