2009年9月発売
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ユニバーサルミュージックスメタナSQの全盛時の録音といっていい、ハイドン「鳥」と「ひばり」。全編に緊張感が伝わってくるものの、抒情性と歌ごころにあふれた演奏だ。精緻なアンサンブルながらリラックスした雰囲気を漂わせる、稀有な演奏だ。
サラ・チャンが15歳の時の録音。豊かな表情を持った歌い回しや余裕を感じさせる高度なテクニックなど、年齢を感じさせない風格を漂わせている。後のサラ・チャンを知る者にとっては、いっそう興味深い一枚だ。
20世紀後半のスペインを代表するソプラノとピアニストの、ニューヨーク、ハンター・カレッジでのコンサートを録音した歴史的音源。二人の大演奏家による、スペイン芸術の真髄がうかがい知れる貴重なアルバムだ。
クラシックとクラシカル・クロスオーヴァー楽曲を中心に集めたコンピレーション・アルバム。映画やテレビ、CM、フィギュア・スケートなどに使用された、上質な気分を味わえる“宝物”のような楽曲が勢ぞろい。
カザルス、ロストロポーヴィチ、デュ・プレ、ハンナ・チャン、ゴーティエ・カピュソンに新倉瞳まで、大巨匠から期待の若手までを一堂に集めた、チェロの饗宴。チェロの音色にどっぷり浸かれる6枚組だ。
キーシンが30代半ばに満を持して録音したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集。細部の彫琢、細やかな表情、それに堅固な構築力を見せつけて、すでに大家の風格を備えている。C.デイヴィスとLSOによるバックも万全。
女性から人気の高い女性R&Bアーティストのナンバーを集めたコンピレーションの第2弾。今回はR&Bのみならず、ロックやダンスと幅広いジャンルからアーティストをチョイス。誰もが知っているナンバーをノンストップ・ミックスでお届け。
“ご当地ソングの女王”との異名を持つ彼女らしい、お国/お里めぐり的なカヴァー・アルバム。新曲「安芸の宮島」や耳に馴染んだ「大阪ラプソディー」など、曲調こそ違えど、彼女流の軽やかでパンチの利いた歌唱で自身のスタイルで消化しきって歌い上げ、その異名にふさわしい一作となった。
40歳前後の“アラフォー”世代に向けた、邦楽ヒット曲満載のコンピ・アルバム。岡村孝子やKAN、一世風靡セピアなど、カラオケでよく歌われる前向きな曲ばかりが収録されている。
“歌謡曲”が熱かった70年代後半〜80年代前半の名曲の数々を集めたオムニバス・アルバム。和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」、ジュディ・オング「魅せられて」などダイナミックかつドラマチックな楽曲ばかりを収録。
2009年9月まで放送していたNHK連続テレビ小説『つばさ』の主題歌となったラブ・ソング。季節は巡って再び春が来ることを歌ったメッセージ性の高い曲。「エミリー」は思わずステップを踏みたくなるようなポジティヴ・ソング。「It's So Hard To Say Goodbye To Yestderday」はアンジェラが以前から敬愛するボーイズ?メンのカヴァー。
5代目柳家小さんの弟子にして人気の4人の真打ちによる、柳家一門のコンピレーション名演集。「綿医者」「井戸の茶碗」「蒟蒻問答」など、それぞれの十八番演目を収録している。すべて初CD化の音源だ。
J-POPのカヴァー・ブームの一環か、テレビ番組発アーティスト・ブームの一環か。ファーストが『オリコン』1位となれば、同じ企画のセカンドが登場するのも当然。キーの高い女性曲を得意とし、巧さより味わいで聴かせる素朴な歌には好感が持てる。とにもかくにも企画者の勝利か。
仙台市に住みながら世界で活躍しているヒップホップ・グループの4枚目のフル・アルバム。HUNGERの巧みな滑舌と文学性高いリリックの世界、MITSU THE BEATSのオリジナリティに満ちたトラック、DJ Mu-Rのライヴでの鬼スクラッチと、三人の才能が絶妙のマッチングをみせた好アルバム。
ZEEBRA初となるオフィシャル・ミックスCD。もともとは、当初はストリート・レベルでごく少量ばら撒かれてプレミア化していたもの。ミックスは、関西のビッグ・パーティを主宰するDJ GEORGEが担当。ソロのみならず、キングギドラ時代やフィーチャリング・ワークなどバランスよく選曲されており、ており、彼の歴史が一望できる。