2009年発売
トニー・バーグをプロデューサーに迎えてのLA録音作で、レディオヘッドのカヴァーで始まる。ブルース感覚の「秋田おばこ」、ケルト風の「ONE LONG RIVER」など、津軽三味線の多彩な響きと民謡の可能性を追求している冒険作なのだが、安定感は増している。
生きることの悲しみ、憂い、切なさをソリッドなバンド・サウンドで表現したロック・チューン。ヴォーカルが、緊張感と開放感のあるフレーズを交互に繰り返しながら、真実は心の中に?と核心へ迫っていくテレビ東京アニメ『BLEACH』のオープニング曲。
元ガロのヴォーカルこと大野真澄の、ニューミュージック?歌謡曲カヴァー集。クセのない柔らかい歌声が堪能できる。“ヴォーカル”の徒名は伊達じゃない。RCの名曲「スローバラード」もジャジィに歌いこなしている。丁寧なアレンジも光る「地球はメリー・ゴーランド」には、伊勢正三と太田裕美が参加。
木村カエラの歌で幕開けする「Hey! Hey! Alright」は、彼女らしい弾けたポップ・ロックを基調に、どこまでも明快に。現在のスチャらしさが発揮されているのはカエラ抜きの「Good Old Future」のほうだろうが、いずれも愛嬌があるのは何より。スチャがラップする“懐かしい未来像”には感無量だが。⇒木村カエラのディスコグラフィをチェック!
デビュー3周年記念ライヴを日本武道館で行なうなど、人気&実力ともにパワー・アップを続けるAAAの2008年10月発表のシングル。従来の彼ららしさに、大人っぽい表情をプラスした楽曲に仕上がっている。
フリッチャイ&手兵RIAS響のブラームス デ・ヴィート独奏のコンチェルト 流麗優美な第2交響曲 エディション・フェレンツ・フリッチャイ第10集はオール・ブラームス・プログラム。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出の内容となります。 まず、注目されるのがデ・ヴィート[1907-1994]独奏の協奏曲。彼女のきわめつけのレパートリーとされる所以は、カンティレーナにおけるあたたかくも輝かしい音色を聴くと明らかで、これに雄渾なフリッチャイのバックが華を添えます。デ・ヴィートでは、ケンペン(1941年)やフルトヴェングラー(1952年)とのライヴ盤や、シュヴァルツとのスタジオ盤(1953年)以来4種目、いずれにしても録音嫌いで知られた彼女による貴重なブラームスの登場はファンならずとも快哉を叫びたくなるところでしょう。 さらに、記録ではフリッチャイが唯一全曲の録音を残しているブラームスの第2交響曲。フリッチャイのブラームスはめずらしく、そもそもヴァイオリン協奏曲も全曲としてはこのたびが初めて。ピシッとアンサンブルが揃ったフィナーレも驚異的ですが、大きな構えで流れるように全曲を聴かせます。価値ある内容に加えてシリーズ自慢の音作りもこれまで通り、当アルバムの登場は広く歓迎されるものとなるでしょう。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 1. 23'15 +2. 10'23 +3. 8'41 = TT. 42'19 録音時期:1951年10月8日 録音場所:ベルリンーダーレム、イエス・キリスト教会 録音方式:モノラル ・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73 1. 14'34 +2. 9'07 +3. 5'25 +4. 8'41 = TT. 37'47 録音時期:1953年10月13日 録音場所:ベルリンーダーレム、イエス・キリスト教会 録音方式:モノラル ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン) RIAS交響楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮) Disc1 1 : Brahms: Violin Concerto, Op. 77[42:19] : I. Allegro Non Troppo [23:15] 2 : II. Adagio [10:23] 3 : III. Allegro Giocoso, Ma Non Troppo Vivace [08:41] 4 : Symphony No. 2, Op. 73[37:47] : I. Allegro Non Troppo [14:34] 5 : II. Adagio Non Troppo [09:07] 6 : III. Allegretto Grazioso [05:25] 7 : IV. Allegro Con Spirito [08:41] Powered by HMV