2010年11月発売
ブロークン・ドリームズ・クラブブロークン・ドリームズ・クラブ
2009年のファースト・アルバムが英米で話題になったカリフォルニアの新鋭によるミニ・アルバム。初のスタジオ・レコーディング作品になるが、きわめて自然にメロディと演奏を寄り添わせたポップ・ソングが揃っており、ただ時流に乗って人気を獲得しただけのバンドではないことを証明している。
ROUGH TRIANGLEROUGH TRIANGLE
初のライヴ・アルバム。うわー、かっこいい。ギター・ソロが始まると途端にバックがスカスカになる3ピース特有のスリル感が直に伝わってくるところがスタジオ盤では味わえない快感だよね。いい楽曲があって、いいGROOVEの演奏が聴けて……それだけなんだけど、そこがよかった。★
GALAXY HEAD MEETINGGALAXY HEAD MEETING
元BLANKEY JET CITYの浅井健一、照井利幸、そしてKEMURIなどで知られる有松益男の三人による新バンドのファースト・アルバム。ベンジーらしいハードボイルドな美学を下敷きに、音と音の隙間を活かしながら各人が協調とせめぎ合いを繰り返し、濃密にして刺激的な音世界を展開。妖しくも危険なロックの香りが匂い立つ。
Be HAPPY!!Be HAPPY!!
ガールズ・スカ・バンドのアルバム。ポップなメロディに絡む、秀逸なホーン・アレンジ、そしてMAKIのキャッチーなヴォーカル。SKULL CANDYが描き出す世界観は、とてもカラフルで眩しく輝いている。疾走感あふれるライヴ仕様のナンバーが全開で、とことん元気パワーを注入してくれる。
BUNNY LOVE/REAL LOVE 2010BUNNY LOVE/REAL LOVE 2010
DAIGOの魅力を“肉食系(誘惑系)”&“草食系(M系)”2系統のロック・ナンバーで味わえる9枚目のシングル。真夏の武道館、結成3周年記念コンサートでも味わえた正統派セクシーロック・サウンド、そのベースに聴き取れる粘着質の音楽エッセンスと、バンドのクールなルックスの対比も興味深い。