2010年2月3日発売
作曲家兼ギタリストである木村好夫の追悼盤に初収録された96年の楽曲を再録音したのが「おしろい花」。哀愁漂うギターの音と、別れた女性への残る恋心を歌い上げるヴォーカルは、ドラマ性があり感傷的な気持ちになる。一方で、重々しくないアレンジとコーラスが聴きやすく、気軽に口ずさめる娯楽性も併せ持つ。
レゲエ・ジャムバンド“犬式”のフロント・マン、三宅洋平による、ソロ・ライヴ・アルバム。初期のアコースティック・ライヴの模様をほぼ全曲収録。印象的なダブ・ミキシングと、観客の心に訴えかける彼のギターと歌声が熱く優しく迫ってくる。
沖縄出身の4人組ロック・バンド、かりゆし58(=おめでたい+国道58号)の9枚目のシングル。方言をちりばめた独特の歌詞、メロディも沖縄音階、レゲエ、パンクなど、豊富な要素を持っているだけあって、楽曲もバラエティに富んでいる。「春が来た」を聴けばわかるとおり、アレンジも一芸あり!
動画共有サイトを中心としたネット上で話題を呼んでいる楽曲を集めた人気コンピレーション・シリーズ第7弾。アニメ作品関連の楽曲を中心とした多彩なラインナップが楽しめる。本作のジャケット・イラストレーターは空中幼彩。 「けいおん!」特集はこちら
リリカルなピアノの音色と広がりのあるギター・サウンドが融合した、ロマンティックなロックを奏でるアリゾナの4人組。本作は、“ピアノ・エモ”とも称されるそんな彼らの過去2作から選曲したベスト盤。ヴォーカル、各種楽器のほか、作曲までこなす中心人物ニック・ガーザの多才ぶりに感心する。
“日本人の心に響くヒップホップ”がコンセプトだけに、メロウネスにあふれるトラックが優しく胸に染みこんでくる。前作までのセールスが7万枚越えという人気コンピ第4弾。Othelloをフィーチャリングし話題となったトラック・メイカー、Robert de BoronやHidetake Takayamaといった日本人勢も参加している。
スウェーデンはボロースで幼馴染み4人によって結成された4人組の通算2作目。米国産エモ〜ポスト・ロックからの影響が強い叙情的なインスト・ロックだが、中にはただ歌のないカラオケ・ヴァージョンみたいな曲もあり、まだまだ発展の可能性を秘めたバンドであることがわかる。
ヒップホップやR&Bをベースにしたシンガーとラッパーに、ダンサーを含む5人組ミクスチャー・ユニット。オーディション・バラエティ番組『イツザイ』で注目を集めデビュー、2枚目のシングルとなる本作はミッド・テンポのシンプルなトラックに、せつなくもあたたかいメロディを乗せたストレートなラブ・ソング。