2010年7月発売
オリジナル・アニメ・シリーズ『“文学少女”メモワールI 夢見る少女の前奏曲』のオープニング主題歌。透明感あふれるヴォーカルが魅力のCooRieが、“文学少女”の世界観にマッチした優しく繊細な歌を披露している。
自身の65歳の誕生日を記念した初のライヴ盤。2009〜2010年に新宿シャンパーニュなどで開催されたライヴの音源を収録。ステージの息づかいそのままに、シャンソンならではの魂の叫びが堪能できる作品だ。
ジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌を担当し注目されたフランス人女性シンガーの2作目。彼女のルーツでもあるアイルランドやスコットランドの伝承歌を、現代的なポップ・ソングとして再構築したカヴァーが中心。強引さがなく、あくまでもナチュラルなのが魅力だ。
フランスのシンガー兼ハープ奏者、セシル・コルベルの3rdアルバム。前作以上にメロディアスなポップ・センスに秀でた内容で、彼女のファンタジックな世界観が際立っている。美しいハープにもうっとり。
日本をベースに活躍するフィリピン出身のジャズ・シンガーが、名ドラマー、ハーヴィー・メイソンのプロデュースで、マイケル・ジャクソンをカヴァー。大胆なアレンジとLAの一流ミュージシャンのスタイリッシュなサウンドが、魅惑のアルト・ヴォイスを引き立てる。
92年の結成以来、累計700本以上のライヴを積み重ねてきたリアル・パンクス、キャノンボールの通算4枚目のアルバム。タイトルのごとく、初期パンクを炸裂させながら一本の“PUNK STREET”を突き進む姿勢は、今なお失われることのない瑞々しい初期衝動をたぎらせている。
“ライヴで踊れるロック・ナンバー”というキャッチ・コピーの4人組によるミニ・アルバム。全編にわたって元気なギター&ロッケンロール・ナンバーが炸裂といった趣。野外フェスなんかでビールを飲みながら盛り上がりたいアルバム。マスタリングの音がもう少しクリアだと○。
ラウド/ハードコア系のバンド・サウンドのなかで、ラブリー&アグレシッヴな女性ヴォーカリストのmiri-powが自由に飛び跳ねる。ユニークなコントラストを持つ4ピース・バンドのファースト・ミニ・アルバム。パンク、へヴィ・ロック、J-POPを軽々と超えていく音楽スタイルが強く印象に残る。
こんな音楽が北欧に! という驚きとともに楽しめること請け合い。ここに響くのは、マルチ・インストゥルメンタリストによるあふれ出るような色彩感とロハスなサウンドにあふれる“南洋”の音楽そのもの。大自然に抱かれた北欧で夢見る、青空・海・空などの“南国”イメージが多種多様な民俗楽器のコラージュで描き出される。
モデルとしても活躍する越尾さくらのファースト・フル・アルバム。5曲の作曲に携わり、作詞も全曲手がけており、等身大の気持ちを綴った歌詞が同世代に共感を呼びそう。また、多くの作曲と編曲を手がけた山路一志の生み出すメロディがヴァラエティに富んでおり、さまざまな表情を引き出している。
2008年、名古屋で結成された二人組ロック・ユニット、white white sistersのファースト・ミニ・アルバム。ノイジィなギターのイントロから、生ドラムとプログラミングで、めまぐるしく展開していく「falling down」をはじめ、スケール感たっぷりなエレクトロ・サウンドが印象的。