2010年7月発売
自らのレーベルを設立しての発売となる5年ぶりのアルバムは、このバンドなりのヒップホップというアプローチを標榜しながらも、屈強で肉体的なバンド・サウンドと音響工作の妙があいまって、紛うことなき傑作に仕上がった。迷いもブレも一切ない、過去のキャリアが凝縮されたような一枚。★
出発の朝から夕暮れ、そして次の朝へ……旅路に広がる風景が移り変わるように、時に開放的に、時にノスタルジックに、インストを含むレゲエ・ポップ・サウンドが展開される。大阪発、トランペットを加えた5人編成バンドの独特の世界観に引き込まれる初フル・アルバム。
デビューから20年にわたる活動のなかで生まれた“ボサ・ノヴァのクラシック”ともいえる代表曲の数々を、レーベルを越えて厳選収録した究極のベスト盤。ファンはもちろん、ボサ・ノヴァ初心者でも間違いなく楽しめる内容だ。
男性4人によるダンス・ロック・バンドのデビュー・ミニ・アルバム。サウンドは、四つ打ちダンス・ロックをベースに、パンク、ギター・ポップ、ジャズなどのエッセンスをミックスし、ヴァラエティ豊かな9曲を収録。若々しくフレッシュなヴォーカルと親しみやすいメロディも魅力だ。
2トーン、ネオスカからの影響を、ある時はパンキッシュに、またある時はアウトロー・フィーリングに昇華してきた彼らだが、4年ぶりとなるこのアルバムにも、ハードボイルドな独自の美学がスリリングに息づき、無国籍な街の裏通りへと誘っていく。連作の短編映画を観ているような感覚も。
Around 40=“アラフォー”世代の洋楽ヒット・ナンバーを集めたコンピレーション盤。「フットルース」「アイ・オブ・ザ・タイガー」などの映画タイアップ曲や、「アップタウン・ガール」「ボラーレ」といったCMで話題の楽曲が一挙に楽しめる。
レイ・デイヴィスもファンであることを自認するミシシッピ生まれの白人ピアニスト、82歳にして12年ぶりのアルバム。以前から交流があったジョー・ヘンリーの説得によるものだが、独特のユーモア漂う歌と演奏が、ツール系伴奏者のサポートを得て、見事に復活。愛娘とのデュエット「ディス・ニュー・シチュエイション」もいい。★
TUBE史上初のノンストップリミックスアルバムがデビュー25年目の夏に登場!! リミックスを手がけるのはラジオDJでもおなじみのピストン西沢。 過去にも多くのダンス・ミュージックやリミックスを手がけているが、近年では福山雅治のリミックスアルバム「ANOTHER WORKS」や綾小路きみまろの漫談をトランスミックスした「きみまろトランス」などヒット作品を制作。 またクルマ&レース好きとしても著名でありTUBEメンバーの中でも、特にドラムの松本玲二とはカーレースを通じて親交が深い。 気になるリミックスアルバム内容は「あー夏休み」や「シーズン・イン・ザ・サン」、「湘南My Love」などTUBEの代表曲を「夏」と「ドライブミュージック」をサウンドコンセプトとして、大胆にリミックスしている。特に「恋してムーチョ」のリミックスでは4MCの HIP HOPグループ“エイジア エンジニア”をフィーチャリングアーティストとして起用し、「夏」や「海」をモチーフとした彼らならではのリリックが新たに加わり90年代の名曲が新たなスタイルで生まれ変わっているのもこのアルバムの聴き所。TUBE往年の代表曲が満載に詰まった言わばベスト盤的リミックスアルバムです。 初回仕様限定盤のみスペシャルスリーブ付き。 ※なくなり次第終了いたします。
デビュー25周年を迎えたTUBEのアルバム。グループサウンズ風のダンサブルなナンバー「灼熱らぶ」や高須クリニックのCM曲ほか、湘南・海・太陽をモチーフに描かれた常夏仕様のナンバーが満載だ。
SOUL'd OUTのメインMC、Diggy-MO'のソロ第2弾。青春の汗が似合う歌もの系から、ファンキーに弾けたデジタルな曲、ジャジィなムード作、チープスリルなバブルガム・ポップまで、多彩な音楽要素をシェイクした、刺激的な音魂が次々飛び出すオモチャ箱的アルバムだ。
3年の月日を費やし制作された、彼にとってこれ以上ない力作だ。ゴージャスでへヴィであるにも関わらず、体に入ってくるサウンドはどこまでもクール。眩しい太陽の下にいるような、楽天的かつ攻撃的な雰囲気になれる。展開力もあり、さすが時間をかけただけあるクオリティと納得。