2010年8月11日発売
三人のヴォーカリストで結成したバンドの6枚目のアルバム。作・編曲家としてヒット曲を生み出している徳永暁人、驚異のハイ・トーン・ヴォイスを持つ大田紳一郎、レーシング・ドライヴァーとしてのキャリアも持つ吉本大樹の三人の声の個性が、アコースティックなサウンドに乗って多彩に展開する。
しっかりと日常に根ざしながら、どこまでも思考を深めることで、哲学的・宗教的な結実を迎える。日本語によるヒップホップの深遠なる可能性を感じさせてくれる、三重県出身のMC“ラプタ”によるファースト・アルバム。音響系ヒップホップとでも呼ぶべき、きわめて質の高いトラックにも瞠目させられる。
本田未明率いる京都の5人組バンドで、これが3作目。電子音とピアノ、クラリネットなどの生楽器を駆使し、おもちゃと戯れているかのような無邪気な実験性を発揮していて、サイケデリックで音響でリリカルでもあるトイ・ポップ、とでもいうべきか。枠にはまらない自由さが関西ならでは。
今をときめくザ・ドラムスのリミックスを手がけたことで知られ、ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートも絶賛するデュオの日本デビュー盤。まるでカセット・テープに録音したような、ノイズまみれのトラックからこぼれ落ちるキラキラとしたメロには感動すら憶える。要注目。
“京の都の遊び人”こと遊人がレゲエのリズムに乗って語りかけたのは、ヤンチャしまくった青春の日々の物語。弾むビートの波に乗り、関西弁で悪さしまくった頃の自分を懐かしく振り返っていく。今だからこそ笑ってネタにできる、ヤバすぎるくらい暴走が止まらなかった、青春の日々の回顧録。
「あつい」という意味の沖縄の言葉を冠した、HYによる初のコンピ・アルバム。沖縄の夏の風を吹き込むような、エネルギッシュで爽快なサウンドが満載。フジテレビ系連続ドラマ『東京リトル・ラブ』の主題歌「たった一言」を含む、HYの未発表曲2曲も収録。