音楽むすび | 2010年8月11日発売

2010年8月11日発売

タリス:スペム・イン・アリウム〜御身よりほかにわれはなしタリス:スペム・イン・アリウム〜御身よりほかにわれはなし

ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 タリス:スペム・イン・アリウム〜御身よりほかにわれはなし DECCA、PHILIPSの歴史的名演の数々が、オランダのレーベル「NEWTON CLASSICS」から装い新たに登場!  16世紀イギリスの作曲家、トマス・タリスは英国史のなかでも最も騒然として危険な時期を生き抜いた人です。彼が仕えた国王は、テューダー朝のヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世とエリザベス1世であり、ここだけ取り出しても、どれほどの激動の時代であったかがおわかりになるでしょう。カトリックとプロテスタントが激しく対立していた、この宗教改革の時代はカトリックと国教会の両方の教会音楽を作曲する必要があり、タリスは英語とラテン語、両方のテキストに作曲したのでした。また、この当時のポリフォニー音楽が最盛期だったこともあり、ここにも収録されている『御身よりほかにわれはなし』などは40声部(!)という想像を絶する書法で書かれています。5声のパートを1組として、8組がそれぞれ歌い交わす様は、まさに声の奇跡と言えるでしょう。この曲は、イタリアの作曲家ストリッジョ[1540-1592]の『見よ、祝福されたる光が』に影響を受けたとも言われています。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 タリス: ・エレミアの哀歌I、II ・応唱聖歌 ・安息日が終わりしとき ・栄光と威光と力と ・使徒たちはもろもろのことばにて語り ・御身よりほかにわれはなし  ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団  スティーヴン・クレオバリー(指揮)  録音時期:1989年  録音方式:デジタル  原盤:DECCA Powered by HMV

ガーシュウイン:2台ピアノのための作品集ガーシュウイン:2台ピアノのための作品集

ラベック姉妹/ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版) DECCA、PHILIPSの歴史的名演の数々が、オランダのレーベル「NEWTON CLASSICS」から装い新たに登場!  「美貌のピアノ・デュオ」として登場したラベック姉妹。今ではすっかり円熟した音楽を聴かせるデュオとして世界中を駆け巡っています。そんな彼女たちの若々しい情熱に満ちたガーシュウィンを改めてお聴きいただきましょう。  『ラプソディ・イン・ブルー』は、本来ジャズ・バンドとピアノのために書かれた作品ですが、グローフェの編曲により華やかなピアノ協奏曲として親しまれています。この2台ピアノ用のアレンジは、曲の構造がよくわかるとても面白いものであり、また2人の闊達なる演奏が高く評価されている永遠の名演です。ピアノ協奏曲も、ジャズ的な要素が巧く絡みあった生命力に富んだ作品で、こちらも冴えた技巧とエスプリが感じられる素晴らしいものです。ガーシュウイン好きなら一度は聴いておきたい1枚です。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 ガーシュウィン:2台ピアノのための作品集 ・ピアノ協奏曲ヘ調 ・ラプソディ・イン・ブルー  カーティア&マリエル・ラベック(ピアノ)  録音時期:1980年  録音方式:デジタル(セッション)  原盤:PHILIPS Powered by HMV

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