2011年3月16日発売
テレマン:三重奏曲、四重奏曲集 エポカ・バロッカの奏者たちの卓越した技巧で聴くテレマンの室内楽曲集。ヴァイオリン、フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてファゴットなど、広範囲の楽器が活躍する流麗で美しい作品を多数収録。 【収録情報】 テレマン: ・2本のフルートと2台のファゴットのための四重奏曲ニ長調 TWV 43:D2 ・フルート、オーボエと通奏低音のための三重奏曲ニ短調 TWV 42:d4 ・オーボエ、2台のファゴットと通奏低音のための四重奏曲ヘ長調(原曲:ソナタ TWV 42:F16 S.アッツォリーニ編) ・2本のフルートと2台のチェロのための四重奏曲イ長調 TWV 43:A2 ・フルート、オーボエと通奏低音のための三重奏曲ト長調 TWV 42:G13 ・オーボエとファゴットのためのソナタト短調 TWV 41:g12 ・フルート、オーボエと通奏低音のための三重奏曲ホ短調 TWV 42:e9 ・2本のフルートと2台のチェロのための四重奏曲ホ長調 TWV 43:E1 エポカ・バロッカ 録音時期:2006年 録音方式:デジタル Powered by HMV
トリオロジー〜マルセル・デュプレ、ジャン・アラン フランスの近代オルガン作曲家2人の作品集です。マルセル・デュプレはルーアンの音楽一家に生まれ、1904年にパリ音楽院に入学。ヴィドールとギルマン、ヴィエルヌ他に師事し、1914年にローマ大賞を受賞、1920年にはバッハのオルガン作品全曲演奏会という偉業を成し遂げます。1926年にオルガン科の教授としてパリ音楽院で教鞭を執ります。作曲家としては65曲の作品番号付きの曲を書き、多くの後進へ影響を与えました。教師としてもすぐれていて、過去の作曲家たちの作品の校正を行い、また音楽理論や即興演奏法、オルガン奏法教則本なども多く執筆しています。彼の弟子でもあったジャン・アランは、名オルガニスト、マリー=クレール・アランの兄であり、夭折の作曲家としても知られます。彼らの作品は、19世紀の後半にフランスで発展したロマンティックなオルガン作品とは一線を画す革新的なもので、音色や技巧など、目の覚めるような素晴らしさを有しています。 オルガニストのロストは、1974年ヴュルツブルク生れ。J.S.バッハなどのオーソドックスなレパートリーから近代作品まで幅広いレパートリーの持ち主で、古典作品では「6つの協奏曲(OC642)」や「ゴルトベルク変奏曲(OC636)」。近代では「エベン作品集(OC643)」が既にリリースされ、好評を博しています。(OEHMS) 【収録情報】 ・デュプレ:3つのプレリュードとフーガ Op.7 ・ジャン・アラン:3つの舞曲 JA.120, AWV119 ・デュプレ:3つのエスキース(素描) Op.41 グンター・ロスト(オルガン/シュッケ・オルガン) 録音時期:2010年4月6-9日 録音場所:ヴュルツブルク、ユリウス・マクシミリアン大学新教会 録音方式:デジタル SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : Prelude & Fugue, Op. 7, No. 1 2 : Prelude & Fugue in F minor, Op. 7, No. 2 3 : Prelude & Fugue in G minor, Op. 7, No. 3 4 : No. 1 Joies 5 : No. 2 Deuils 6 : No. 3 Luttes 7 : Esquisse in C Major 8 : Esquisse No. 1 in E minor 9 : Esquisse No. 2 in B minor Powered by HMV
ロベルト&クララ・シューマン:歌曲集 マクシミリアン・シュミット 若きテノール、マクシミリアン・シュミットによる瑞々しいシューマン夫妻の歌曲集です。ドイツで人気急上昇中(特に古楽演奏ではひっぱりだこ)の彼は、レーゲンスブルクの少年合唱団で最初の音楽トレーニングをうけ、1999年にはベルリン芸術大学でアンケ・エッガース教授の下で声楽を学びました。2005年と2006年にはバイエルンの国立オペラのマスタークラスでアン・マレーとロベルト・D・スミスに師事し、オペラにも出演するようになります。コンサート歌手としてもレパートリーを深め、ハーディングやマンゼを始めとした大指揮者と共演を果たしています。ここではシューマンの溢れるようなロマンティシズムを極めつけの美声で朗々と歌いこなし、新たな可能性を示唆します。伴奏はゲルハーヘルとの共演で世界的名声を獲得したフーバーです。(OEHMS) 【収録情報】 シューマン::詩人の恋 Op.48 ・うるわしくも美しい5月に ・ぼくの涙はあふれ出て ・ばらや、百合や、鳩 ・ぼくがきみの瞳を見つめると ・ぼくの心をひそめてみたい ・ラインの聖なる流れの ・ぼくは恨みはしない ・花が、小さな花がわかってくれるなら ・あれはフルートとヴァイオリンのひびきだ ・かつて愛する人のうたってくれた ・ある若ものが娘に恋をした ・まばゆく明るい夏の朝に ・ぼくは夢のなかで泣きぬれた ・夜ごとにぼくはきみを夢にみる ・むかしむかしの童話のなかから ・むかしの、よこしまな歌草を クララ・シューマン: ・彼らは愛し合っていた Op.13-2 ・僕は暗い夢の中にいた Op.13-1 ・ローレライ シューマン:リーダークライスOp.24 ・朝起きると僕は尋ねる ・そわそわと、落ち着けやしない! ・僕は樹々の下をさまよった ・いとしい恋人よ ・僕の苦悩の美しいゆりかご ・待ってくれ、たくましい船乗りよ ・山と城が見下ろしている ・はじめはがっくりと気を落として ・ミルテとバラで マクシミリアン・シュミット(テノール) ゲロルト・フーバー(ピアノ) 録音時期:2010年5月4-7日 録音場所:フランクフルト フェストブルク教会 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV