2019年4月発売
過去グラミー賞に9回輝いた、シンガー・ソングライターのノラ・ジョーンズが、コンセプト・アルバム『ビギン・アゲイン』をリリースする事を発表した。 2月22日午前0時より、プレオーダー中の今作には、ノラがWILCOのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーや、ソロ・プロジェクトのダヴマンでも活動している トーマス・バートレットとのコラボレーションにより、昨年レコーディングを行なった色とりどりの7曲が収録される。 CD、デジタル配信以外に、アナログでの発売も予定されている。2月22日から先行配信された新曲「ジャスト・ア・リトル・ビット」は、ノラ自身のプロデュースで、 彼女のヴォーカル、ピアノ、オルガンの他に、ブライアン・ブレイドのドラム、クリストファー・トーマスのベース、デイヴ・ガイのトランペット、 レオン・マイケルズのテナー・サックスが堪能できる。 2016年にアルバム『デイ・ブレイクス』のリリース後、長期に渡るプロモーション、そしてアルバムを引っさげてワールド・ツアーを行なったノラだったが、 昨年、ひっそりとスタジオに入り、“songofthemoment”(ソング・オブ・ザ・モーメント) というコンセプトの基、何のプレッシャーもジャンルの境界線も持たずに、 ただクリエイティヴな道に没頭して音楽を作れるという純粋な喜びを楽しみながら、友人達とほぼ全て即興というセッションを行ない、配信にて4曲リリース。 なお、この4曲は今作品『ビギン・アゲイン』に初CD化として収録される。 昨年夏からノラがソング・オブ・ザ・モーメント・シリーズでリリースしてきたシングル楽曲達(1,3,4,6)は、魅惑的なエレクトロニック・サウンド、 厳格なアコースティック・フォーク・バラード、オルガンとホーン満載のソウル・ソングまで、様々なジャンルを網羅してきた曲達と、 2月22日から配信開始となった「ジャスト・ア・リトル・ビット」を含めて3曲の未発表曲(2,5,7)を追加した内容となっている。 今作『ビギン・アゲイン』はノラのクリエイティヴィティを色々な角度から撮影した7枚のスナップ写真のような作品である。