音楽むすび | 2020年11月発売

2020年11月発売

ROMANCEROMANCE

2020年、春新型コロナウイルスの蔓延に伴い、初のソロアルバムを披露する場であった全国ツアー「宮本、独歩。」が無念の中止。 さらに緊急事態宣言が発令され、自粛生活を余儀なくされる中、宮本浩次は独り、自身の作業場で歌い続けていた。 エレファントカシマシとしてデビューするよりもさらに前、歌が大好きな少年宮本浩次が親しんでいた楽曲を弾き語る。 1日1曲をカバーする、と自身に課した。その作業に没入する中、オリジナルの歌のもつ力、 そして歌に登場する主人公たちを愛するあまり、時に号泣しながら宮本は歌っていたという。 緊急事態宣言が明け、宮本は録りためた弾き語り音源から精選した10数曲を携えて、 信頼するプロデューサー小林武史氏のもとを訪れた。これを受け小林はわずか数日で、ほぼアルバム1枚分のアレンジを完成、 歌に向かう宮本と小林の、極めて純粋でひたむきな意志に貫かれたコラボレーションとなった。 さらに、宮本が大好きな歌と公言する「赤いスイートピー」を、やはり信頼を寄せる音楽プロデューサー蔦谷好位置氏に アレンジを依頼。こうして信頼する人たちと厳選と研鑽を重ね、カバーアルバム「ROMANCE」は形となっていった。 収められた楽曲のオリジナルは、すべて女性が歌った楽曲。1リスナーだった少年時代の宮本が親しんだ楽曲から、 今回新たに出会った楽曲までも含むが、いずれも宮本が愛してやまない楽曲が揃った。 オリジナルの歌に最大限のリスペクトを払いながら、1曲1曲を歌い込んだこのカバーアルバムは、 宮本浩次のもつ歌い手としての力、魅力が、最大限に発揮されたものとなり、プロデューサー陣のアレンジ、 ミュージシャンの演奏と相まって、カバーアルバムの最高峰と呼べる作品となっている。 宮本にとってはもちろん初のカバーアルバム。今年3月に発売したファースト・ソロアルバム「宮本、独歩。」には、 30年を超えるバンドとしての活動では、やらなかったこと、できなかったことが詰まっていたが、 その意味では本作もその延長線上にある。宮本浩次という、ひとりの歌い手として挑む、 “カバーアルバム”30年を超えるキャリアにしての初挑戦であり、金字塔である。

Believe〜愛だけを信じてBelieve〜愛だけを信じて

21世紀最高峰のテノール歌手、アンドレア・ボチェッリ。1994年のデビュー以来、これまでのCDセールスは8,000万枚を超えるなど、 クラシック・アーティストとしては圧倒的な実績を残しています。 今年の4月にはミラノ大聖堂から「Music for Hope」と銘打ったライブ配信を行い、世界中から320万人が視聴。 クラシックにおける史上最高の視聴数となるなどその人気は留まるところを知りません。 本作は2018年の『Si〜君に捧げる愛の歌』以来2年振りとなるニュー・アルバム。本作のコンセプトをボチェッリは「信じる心」、 「希望」、「思いやり」としています。「人々の魂にとって良い作用をもたらす音楽、 それが本作で目指したものです」と語るボチェッリ。多くの人々が苦しい状況に置かれている現在において、 音楽を通じ人々の魂を癒したいという想いから、楽曲は子ども時代から親しんでいた讃美歌からエンニオ・モリコーネの楽曲まで、 彼がここ数年思いを巡らせてきたものを幅広くセレクト。「アメイジング・グレイス」や「アヴェ・マリア」など、 一般的にも親しみやすい楽曲も数多く収録されています。 「アイ・ビリーヴ」では、ヨーロッパで圧倒的な人気を誇っているメゾ・ソプラノ歌手、チェチーリア・バルトリと共演。 ボーナス・トラックとして、今年の4月に行った「Music for Hope」で歌唱した4曲を収録予定。まさにボチェッリの今を体験出来る待望の一作となっています。

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