著者 : おとら
シュバルツ国の第二王子クレスは、王位争いを避けて自由に生きるため、あえて辺境の地ナバールへ追放されることを選んだ。念願のスローライフに向けて日々努力するクレスの下に、姉のカルラが突然訪問してくる! 小さい頃からカルラを避けてきたクレスだったが、彼女は密かにクレスを見守っていたという。諜報員として活動する彼女の強さを借りて、暴れる魔獣を討伐するなど、辺境改革を進めていくクレスに、今度は隣国から交流の誘いが届く。クレスのスローライフに待ち受ける、次なる波乱とはーー!?
愛を知らない荒んだ前世から一転、愛いっぱいの今世を送っているアレス少年。大好きな姉、兄が次々と皇都に行ってしまい、寂しい思いをしていたのもつかの間、ついに彼自身が皇都へ行くことになった。のどかな故郷とは違い、皇都での生活は華やかで騒がしく、そして刺激的。ひょんなことから婚約騒ぎが起きてしまったのはさておきーー学校へ入学したり、新しい友達ができたり、憧れの冒険者になってみたりと、充実の(?)毎日を送るのだった。
シュバルツ国の第二王子クレスは、ある日突然、父親である王国から、辺境の地ナバールへの追放を言い渡される。しかしそれは王位争いを避けて、自由に生きたいと願うクレスの戦略だった!ナバールへ到着して領主になったクレスは、氷魔法を使って暑い辺境を過ごしやすくする工夫をしたり、狩ってきた獲物を料理して領民たちに振る舞ったりして、自由にのびのびと過ごしていた。マイペースで勝手気ままなクレスの行動で、辺境は徐々に活気を取り戻していく!?超お人好しなクレスののんびり辺境開拓が始まるー!
孤児として育ち、もちろん恋人もいない。家族の愛というものを知ることなく死んでしまった孤独な男が転生したのは、愛されまくりの貴族家次男だった!?両親はメロメロ、姉と兄はいつもべったり、メイドだって常に付きっきり。そうした過剰な溺愛環境の中で、0歳転生者、アレスはすくすく育っていく。そんな、あまりに平和すぎるある日。この世界では誰も使えないはずの氷魔法を、アレスが使えることがバレてしまう。そうして彼の運命は思わぬ方向に動きだし…!?第3回次世代ファンタジーカップ特別賞。
日本からの転生者・マルスが領主となった辺境都市は、貿易国の獲得、姉兄とセシリアを迎え入れたことにより、さらに賑やかになっていた。そんなある日、開拓中の森に凶悪な魔物が現れ、仲間達と調査をすることにー。その他にも緊張しっぱなしなシルクとのデートや、恒例となる宴の準備、兄の恋路の応援などなどー忙しすぎて俺のスローライフは一体どこへ!?な第3巻!!
日本からの転生者・マルスは追放先の都市でもダラダラ過ごすため、今日も仲間達と都市整備に励んでいた。「ふふ、いたわぁーマルス」するとなぜか、城にいるはずの姉・ライラが突然現れて!?更に賑やかになる辺境、活発化する魔物達、新たな仲間…そしてここ一ケ月働き詰めだったマルスはある日、休養と交易を兼ねて海と屋台の街・アクアテーゼに向かうことになりー?
異世界に迷い込んだ猟師兼料理人のヒュウガ。彼は兎族の孤児ノエル、フェンリルのセツと三人で家族として暮らしていた。ある日ヒュウガは、食材確保のために異国を訪れる。ところが、訪問先で魔物の大暴走が発生。住民達が逃げ惑い、味方兵士が倒れる中、彼は王の要請に応えて出撃する。ここで名声を得れば、自分の店を出すという夢が一気に現実味を帯びてくる。異世界で生きる覚悟を決めたヒュウガはついに己の力を解き放つ!
現代社会で社畜をしていたある日、階段から落ちて死んだと思ったら異世界に転生していた!生前の反動からひたすらダラダラしながら生活していたらー問題だらけの辺境に追放されて!?追放先でもグータラ生活をするため、城から唯一ついてきてくれたリンをはじめ都市の獣人たちと様々な問題に取り組むが…もしかして本末転倒では?これは行く先々で周りから愛される者のースローライフを目指して頑張る物語。第7回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門特別賞受賞作。
異世界に迷い込んだ猟師兼料理人のヒュウガ。誘拐されていた兎族の孤児・ノエルを保護した彼は、子フェンリルのセツとともに、三人で家族として暮らしはじめる。彼は子供達を鍛えながら、未知なる食材を求め、ハンターとして依頼をこなして生活していた。そんなある日、ヒュウガは子供達のおやつにパンケーキを作ることに。ついでに広場で販売しようと告知すると、今や町のみんなのアイドルになっているセツの人気もあって、とんでもない行列ができてしまう!?
天涯孤独の猟師兼料理人ヒュウガは、狩猟の途中で異世界に迷い込んでしまう。いきなり魔物同士の戦いに巻き込まれた彼は、そこで助けたフェンリルの子供のセツを相棒にする。セツと共に人里に向かうヒュウガだったが、いつの間にか身についていた規格外の戦闘力を異世界人達に警戒されてしまう。しかし彼は、ハンターとして生計を立てながら、異世界の食材で作った絶品料理を振る舞い、やがて周囲から一目置かれる存在になっていく。