著者 : アントワーヌ・ローラン
青いパステル画の男青いパステル画の男
パリの弁護士ショーモンは古いモノが好き。仕事は順調、稼ぎも良いが、妻も周囲も趣味の骨董収集に全く関心をもってくれない。ある日、オークションハウスで自分そっくりの18世紀の肖像画を発見したショーモンは、運命的なものを感じて高値で落札する。だが妻には全く自分に似ていないとうんざり顔であしらわれた。この男は一体誰?肖像画に描かれていた紋章を頼りに、男の正体を探す旅に出たショーモンは、奇妙な偶然に巻き込まれてゆく…。『赤いモレスキンの女』の著者による鮮烈なデビュー作。
赤いモレスキンの女赤いモレスキンの女
書店主が拾ったバッグには、赤いモレスキンの手帳が入っていた。男は離婚歴のある書店主。女は夫と死別した金箔職人。見知らぬ二人を結ぶ赤い手帳と一冊の本ー。『ミッテランの帽子』に続く、大人のためのおとぎ話。ジュゼッペ・アチェルビ賞受賞。
ミッテランの帽子ミッテランの帽子
パリのブラッスリーに置き忘れられた大統領の黒いフェルト帽。それは持ち主の運命を好転させる不思議な力を持っていた。洒脱な大人のおとぎ話。ランデルノー賞受賞ルレ・デ・ヴォワイヤジュール賞。
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