著者 : グリム兄弟
グリム ドイツ伝説集グリム ドイツ伝説集
巨人・小びと・水妖・悪魔・精霊・人狼などのあやかしが日常に闖入し、人びとの運命を揺り動かす、印象的な物語の数々。『グリム童話集』と平行して兄弟が蒐集に明け暮れ、後の作家たちの創作の尽きせぬ源泉ともなった名著を、グリム兄弟自身の手跡確かな初版本をもとに新たに全訳。本編584話+補遺26話を完全収録し、訳註などの付録資料も充実。
完訳 グリム童話II ごめんなさいお母さん完訳 グリム童話II ごめんなさいお母さん
わがままゆえに病気になった男の子。息子の死後、その墓を訪れた母親が行った仕打ちとはー。完成から百年以上の時を経ても、今なお多くの人に読まれているグリム童話。そこには「エゴ」「欲望」「悪」「死」といった人間にとってもっとも根源的な問いかけに対する答えが、散りばめられている。グリム兄弟が各地を廻って収集した民話・昔話を幾度にもわたって改訂し、完成させた完全版の初完訳、第二弾。
完訳グリム童話I さようなら魔法使いのお婆さん完訳グリム童話I さようなら魔法使いのお婆さん
毒リンゴの罠におちいりながらも、無理に息を吹き返した雪姫。しかし物語は、「めでたしめでたし」では終わらなかった。さて、継母の運命や如何に…。聖書の次に多くの読者に読まれているという『グリム童話』。本編はグリム兄弟の手によって幾度も改訂された後に、ついにできあがった完全版。洗練されていながらも、オリジナルの味わいが息づいている。グリム兄弟が本当に伝えたかったものがここにある。初の完訳版ついに刊行。
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