著者 : ニシカワエイト
森の魔獣討伐にやってきたクリスは、バッカスと同じく魔剣技師を名乗るムーリーという男と出会う。ムーリーの存在はバッカスも認識していて、二人はムーリーが店主を務める店に様子を窺いに行くことに。歓待してくれたムーリーがふるまうスイーツにすっかり魅了される二人に、ムーリーも親しみを感じるようになる。そして後日、バッカスの工房にやってきたムーリーはバッカスにとある一件を持ち掛ける…。新たな仲間も加わって、ますます充実の異世界魔剣造り&スローライフ物語第2弾!
車を運転中に土砂崩れに巻き込まれ、戦国時代に転生した俺。しかも俺は織田信秀の十男である「魯坊丸」らしい。片言が話せるようになると、現代と比べて劣悪な生活環境レベルをどうにか改善しようと俺は周囲に働きかける。だが、そのせいで「神童」「熱田明神様の生まれ代わり」と呼ばれ、事あるごとに偉い人から助けを求められるように。しかし、俺はのんびり暮らしたい!そんな俺の前に、天下静謐を目指す兄・信長が現れて…。
前世の記憶を持ってこの世界に生まれた何でも屋のバッカスは、魔剣造りを目指して魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れる。何でも屋としても腕利きのバッカスの魔術の腕前を見込まれてやたらと厄介事が舞い込んでくるけど気にしない。喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悩まされるけども、今日もバッカスは日常を生きるのだ。
無事公式イベントの解説を務め上げたジーク。その影響もあってか彼のチュートリアルツアーはさらに人気になっていき、チュートリアルおじさんとして充実したVRMMOライフを送っていた。けれども現実の勇は未だにアラサーフリーターのまま。ゲームの世界が楽しくなればなるほど勇は将来の見えない今の生活への不安を募らせていく。だがそんなある日再びゲームの運営から連絡が入った。なんと運営は「チュートリアルおじさんを正式にスカウトしたい」と言ってきて…!?ぼっちおじさんのゲーマーほのぼの交流記、堂々完結!
35歳フリーター多井田勇の唯一の生きがいはVRMMO。しかし最近はVRMMOにもリア充が蔓延り、ぼっちの彼はゲーム内ですら居場所を無くしてしまう。そんな勇が目を付けたのは新作タイトルのβテストだった。先にゲームをやり込み、正式稼働後にリア充初心者プレイヤーを狩って鬱憤を晴らそうと考えたのだ。そうして正式稼働初日にまんまと初心者プレイヤーを誘い出した勇だったが、あまりにもゲームのことを知らない彼に調子が狂い、逆に手取り足取りアドバイスしてしまう。そんなことを繰り返しているうち、勇はいつの間にか「チュートリアルおじさん」として皆から慕われるようになってしまいー!?