著者 : ニシカワエイト
超弩級の“カリスマ”と“錬金術”で辺境の荒野を世界の中心へーー! 転生時に神様より万能錬金術のスキルを授かった、辺境のタヌカン領伯爵家三男・フーシャンクラン。 彼は知らなかった。前世での徳の高さによって、知らずのうちに“カリスマ”のステータスをカンストさせられていたことを…… 10歳になったことでようやく城外に出ることが許されたフーシャンクラン。 そこで荒れ果てた土地とやつれた民を見たフーシャンクランは、錬金術と前世の知識を駆使してこのタヌカン領を発展させていくことを決意する。 まずは開墾のために水を創り出したり、領民のために薬を作ったり……と少しずつ領地を発展させようと動くフーシャンクラン。 その裏では極振りされた“カリスマ”が、フーシャンクランの知らないところで猛威を振るい、気付けばやる事なす事の全てが救世主扱いに……!? さらには歴年の傭兵団や敏腕商人など、優秀な人材が何かに惹きつけられるようにフーシャンクランの下に集まってきてーー
森の魔獣討伐にやってきたクリスは、バッカスと同じく魔剣技師を名乗るムーリーという男と出会う。 ムーリーの存在はバッカスも認識していて、二人はムーリーが店主を務める店に様子を伺いに行くことに。歓待してくれたムーリーがふるまうスイーツいすっかり魅了される二人に、ムーリーも親しみを感じるようになる。 そして後日、バッカスの工房にやってきたムーリーはバッカスにとある一件を持ち掛ける・・・。
信長兄ぃと共に知識チートで戦乱の世を変える!? 戦国ニートな武将(0歳)に転生した俺。劣悪な生活環境を現代知識で改善していく俺を、周囲は「熱田明神様の生まれ代わり」と呼ぶようになりーー!? 小説家になろう・歴史〔文芸〕ランキング1位の戦国転生ストーリー!! 車を運転中に土砂崩れに巻き込まれ、戦国時代に転生した俺。しかも俺は織田信秀の十男である「魯坊丸」らしい。 片言が話せるようになると、現代と比べて劣悪な生活環境レベルをどうにか改善しようと俺は周囲に働きかける。だが、そのせいで「神童」「熱田明神様の生まれ代わり」と呼ばれ、事あるごとに偉い人から助けを求められるように。しかし、俺はのんびり暮らしたい! そんな俺の前に、天下静謐を目指す兄・信長が現れて……。
前世の記憶を持ってこの世界に生まれた何でも屋のバッカスは、魔剣造りを目指して魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れる。何でも屋としても腕利きのバッカスの魔術の腕前を見込まれてやたらと厄介事が舞い込んでくるけど気にしない。喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悩まされるけども、今日もバッカスは日常を生きるのだ。
無事公式イベントの解説を務め上げたジーク。その影響もあってか彼のチュートリアルツアーはさらに人気になっていき、チュートリアルおじさんとして充実したVRMMOライフを送っていた。けれども現実の勇は未だにアラサーフリーターのまま。ゲームの世界が楽しくなればなるほど勇は将来の見えない今の生活への不安を募らせていく。だがそんなある日再びゲームの運営から連絡が入った。そこには「チュートリアルおじさんを正式にスカウトしたい」と書かれていて……!?
35歳フリーター多井田勇の唯一の生きがいはVRMMO。しかし最近はVRMMOにもリア充が蔓延り、ぼっちの彼はゲーム内ですら居場所を無くしてしまう。そんな勇が目を付けたのは新作タイトルのβテストだった。先にゲームをやり込み、正式稼働後にリア充初心者プレイヤーを狩って鬱憤を晴らそうと考えたのだ。そうして正式稼働初日にまんまと初心者プレイヤーを誘い出した勇だったが、あまりにもゲームのことを知らない彼に調子が狂い、逆に手取り足取りアドバイスしてしまう。そんなことを繰り返しているうち、勇はいつの間にか「チュートリアルおじさん」として皆から慕われるようになってしまいーー!?