著者 : フォークナー
八月の光八月の光
お腹の子の父親を追って旅する女、肌は白いが黒人の血を引いているという労働者、支離滅裂な言動から辞職を余儀なくされた牧師…米国南部の町ジェファソンで、過去に呪われたように生きる人々の生は、一連の壮絶な事件へと収斂していく…。ノーベル賞受賞作家の代表的作品。
アブサロム、アブサロム! 下アブサロム、アブサロム! 下
憑かれたようにサトペンの生涯を語る人びとー少年時代の屈辱、最初の結婚の秘密、息子たちの反抗、近親相姦の怖れ、南部の呪いー。「白い」血脈の永続を望み、そのために破滅した男の生涯を、圧倒的な語りの技法でたたみ掛けるフォークナーの代表作。
PREV1NEXT