小説むすび | 著者 : ペニー・ジョーダン

著者 : ペニー・ジョーダン

刻まれた記憶刻まれた記憶

情緒揺さぶられる運命の一夜。 感涙のシークレットベビー物語! 白血病で親友を亡くしたばかりのダイアナは、 ともに暮らした家に独りで帰るのがつらくてホテルで眠りについた。 ふいに部屋の明かりがつき、信じられない光景を目にするーー 長身で黒髪のセクシーな、しかし見知らぬ男性がこちらを見ている! ダイアナは自分が部屋を間違えていたことに気づいたが、 今夜だけは……今夜だけは、独りでいられない、そう思った。 そして感情の高ぶるままに彼と結ばれた。小さな命を授かるとも思わず。 翌朝には姿を消していたその相手に知らせることもできず、 ダイアナは仕事をやめて新しい町でひっそり暮らし始める。 そこで、あの夜の彼、大富豪のマーカスに再会してしまうとは……。 英国の大スター作家の永久不滅の銘作をお届けする《特選ペニー・ジョーダン》もいよいよフィナーレ! 波瀾万丈のシークレットベビー物語が有終の美を飾ります。夫を亡くしたふりをして新天地で子育てをしようとした矢先に、おなかの子の父親と再会して……。

あなたしか知らないあなたしか知らない

純潔を捧げたのは、本気だったから。 でも本気なのは、わたしだけだった。 “永遠に君を愛する”--繰り返される口づけ。18歳の切ない誓い。 義兄ジェイクと結ばれたジェイミーは幸せの輝きに包まれていた。 だがその日、ジェイクがほかの女性と抱きあう姿を見て、 彼女はすべてに絶望し、無言のまま家を去ったのだった。 6年がたち、義兄との思いもよらぬ突然の再会が、 あの日の苦痛よりはるかに酷な傷をジェイミーに刻みつけた。 すでに婚約者がいる、大企業社長となったジェイクが唇を歪め、 辛辣な言葉を浴びせてきたのだ。「あれから何人の男を知ったんだ?」 ああ、なぜそんなことを。わたしは……あなたしか知らないのに。 ジェイミーは心の中でつぶやき、胸に巣くう孤独感にもだえた。 波瀾万丈の展開を圧巻の筆力で描く大スター作家による、血のつながらない兄と妹の切ない恋物語です。再会後、ジェイクの情熱的なキスに応えてしまったジェイミーは、求め求められることを望んでいる自分に気づきますが、彼の非情な言葉に心の傷をえぐられ……。

スター作家傑作選〜傲慢と無垢の尊き愛〜スター作家傑作選〜傲慢と無垢の尊き愛〜

ソフィアは父が無理やり進める縁談から逃れるため、皇族アッシュに恋人を演じてもらうことにする。16歳のとき純潔を捧げようとして拒まれて以来会っていないけど、きっと助けてくれる。ところがすげなく断られたソフィアは、彼の自家用機にそっと忍び込み…。『結婚の掟』。リジーはさる王国の本を書くため、訪英中の若き王ダニエルに会いに行き、舞踏会で誘惑されたうえに彼の国へ招かれた。長身で輝く瞳の魅力的な王とまた会えるなんて!だがダニエルは辛辣だった。「君の本当の目的は違うんだろう?妥当な値段を話し合おう」『国王陛下のラブレター』。許婚の大富豪タージに恋するアンジェリーナは、彼の望みは政略結婚と知り、家を飛び出した。3年後、つましく暮らす彼女の前にタージが再び現れる。彼女は誘惑に抗えず純潔を捧げ、やがて妊娠。すぐさま彼の宮殿に連れていかれ、愛なき結婚を迫られるが…。『砂漠の一夜の代償』。挙式の前夜、アリスは婚約者で伯爵のダニエルと初めて言葉を交わし、これが遺産相続のために跡継ぎを作るのが目的の便宜結婚と知って胸を痛めた。そこで、彼を密かに慕うアリスは宣言する。「私に求愛し、心を射止めてくれない限りベッドは共にしない」『伯爵の求愛』。

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