著者 : マイケル・ドリス
森の少年森の少年
モスは、収穫祭の日に見知らぬお客が訪ねてくるのがいやだった。だからひとり、森に分け入っていった。男の子なら必ず体験しなければならない「森の時間」。ヤマアラシとの会話やひとりぼっちの少女との出会いを重ねたモスは、家族の絆や他人への思いやりの大切さに目ざめてゆく…。『朝の少女』で家族の光り輝く愛を綴った著者が再び謳いあげる、鮮烈な魂の成長の物語。
水の国を見た少年水の国を見た少年
耳を澄まし心を開けば、見えないものが見えてくる。目はよく見えないけれど優れた聴力と観察力を持った少年は、族長の弟とともに「水の国」をめざし旅にでる。森の奥深くで少年が見つけた限りない世界。
朝の少女朝の少女
自然豊かな島に暮らす女の子は、夢想好きで誰よりも早起き。それで、朝の少女と呼ばれている。夜が大好きな少年は、いつしか暗闇に変身できるようになり、眠る必要がなくなってしまった星の子。対極的な姉弟は、両親の教えや大自然との対話を通して、少しずつ大人になっていく。海や星や太陽に抱かれ、ふたりは幸せだった。運命の日がくるまでー。生命の輝きに満ち溢れた愛の物語。
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