著者 : 中薗英助
南蛮仏南蛮仏
九州八女の生家に伝わる苦行釈迦像「痺せ仏」は謎を秘めた不思議な姿の仏像だった。その像に魅せられて由来を探索するうち、作家は自らのルーツを探る旅へと導かれる。そしてたどり着いた意外な結論とは?完成を目前に作家は病に倒れたが、絶筆となった最終章「不知火」の創作メモを収録する。
拉致拉致
1973年8月8日。滞日中の金大中が白昼のホテルから姿を消した!現場の痕跡が物語るのは、韓国KCIAによる「拉致」。背後には政敵・朴正煕の憎悪の炎が燃え盛っていたー。計画の存在を知りながら看過した警察、事件に関与した元自衛官、米政府の暗躍…。政治決着により真相究明の道を断たれた金大中事件に取材。大胆な発想で、日韓現代史の闇に迫る傑作ノンフィクション・ノヴェル。
艶隠者(えんのいんじゃ)艶隠者(えんのいんじゃ)
京都東山の自然を取り込んだ優艶な庭園で名高い詩仙堂を建てた漢詩人、石川丈山。家康の側近く仕え、大阪夏の陣に一番乗りを果たすほどの猛将だった彼が、大大名への栄進の道を棄てて、詩仙堂に隠棲したのは何故か。「尊公は日本の李白、杜甫です」と朝鮮通信使の詩学教授を驚嘆させた艶隠者の、生涯の秘密に迫る力作長篇。
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