著者 : 今戸榮一
忍び寄る遼国の魔手に江湖の英雄たちが決起する。火計、水攻め、幻術など奇想天外な大激戦。勝どきをあげた好漢たちが、待ち受けていたのはなんと、朝廷の裏切りだった。大宋国危うし。董平、呼延灼、石秀、楊雄、鮑旭らも義に集い、梁山泊の威勢増す。壮大なスケールで描く水滸伝の“もしも”。独自の物語を呈する初訳『水滸新伝』、いよいよ本領を発揮する。梁山内五虎将、董平の華やかな結婚式花嫁はあの女傑だった。はたまた呼延灼の純愛を綴る斬新なエピソードも満載。全170回、好漢108人と主要人物の小伝つき。
曹操配下の謀臣・程〓@51A3@の策により、母親を捕らえられ、泣く泣く劉備のもとを去る徐庶。「この天才軍師を野に埋もれさせるのはあまりに惜しい」伏竜・諸葛孔明と鳳雛・〓士元は徐母救出のため、魏に趙雲を送りこむ。孔明、〓統、徐庶ら三軍師に、武神関羽、燕人張飛、常山子竜、錦馬超、老将黄忠ら五虎将、さらには馬雲〓、諸葛瞻を加え最強の布陣を布いた劉備玄徳。建安皇帝より玉璽を授かり、漢王朝再興、中国統一の夢に挑む、壮大な中国版三国志if。幻の名著、周大荒著『反三国志演義』、完全小説化。
風雲は急を告げ、ついに孔明は北伐を開始する。趙雲、馬超、黄忠、馬雲〓が先鋒を務め、関羽、張飛が後詰めにひかえ、孔明、〓統、徐庶、姜維が指揮を執る。対する曹操は蜀の勢力を恐れ、孫権と結び、さらに南蛮、鮮卑を動かし蜀包囲網を計略する。三国の英雄入り乱れ、新兵器・木牛流馬に地雷火砲が炸裂する、中国版三国志if。
曹操ついに没し、劉備が許昌に進駐した。三軍師五虎将を中心に連戦連勝の快進撃を続ける蜀軍。これに対し、魏の曹丕は司馬懿を軍師に立て、呉では陸遜が立ちあがり、そして阿斗は刺客に遇い暗殺されてしまう。孔明と司馬懿、徐庶と陸遜、馬超と張遼、趙雲と徐晃…。智と智、力と力がぶつかりあい、英雄たちの死力を尽くした戦いは、ここにクライマックスを迎える。中国版三国志if、完結編。
腐敗政治の悪を糾すため、魯智深、武松、史進らの好漢たちが、梁山泊に続々と集まり、ついに、あの宋江も梁山入りした。理不尽な花石綱への反抗により、張清、楽和、穆弘、裴宣、金大堅らさらに多くの好漢を糾合し、替天行道の旗のもと山寨の威勢は増す。そして、物語はいよいよ遼との戦いへと突入。まったく新しいエピソードと、いままで描かれたことのなかった好漢たちの、血湧き肉躍る活躍満載の未知の水滸伝。「水滸新伝」初の翻訳本。全170回、好漢108人の小伝つき。
腐敗政治の悪を糾すため、林冲、魯智深、晁蓋、花栄らおなじみの好漢たちが、ある者は朝廷に反発し、ある者は官に追われ、続々と梁山泊に集いはじめた。高い関税と次々に課される新税に反抗し、海商たちが立ち上がる反海禁戦争など、これまで描かれたことのない好漢たちが、血湧き肉躍る活躍を見せる未知の水滸伝。武松の虎退治などおなじみの名場面にも、新しい視点で活写した新エピソード満載。「水滸新伝」初の翻訳本。全170回、好漢108人の小伝つき。
大宋帝国の危機を救え。腐敗政治の悪を糾す一大悪漢活劇。好評を博した三国志ifの決定版、「超・三国志」につづく水滸伝のもしも。奇想天外、摩訶不思議な冒険譚の数々に、108人すべての好漢の小伝がついて、3人しかいなかった女英雄も増え興奮度倍増。水滸伝の疑問、矛盾をすべて解決し、大幅に書きくわえたオリジナル170回本。壮大なスケールとボリュームで、「水滸新伝」初の翻訳化。
赤壁大戦の“反間の計”をはじめ、“草船で矢を借りる”“連環の計”“苦肉の策”などお馴染みの名場面が、中国の講談を通して興奮の人間ドラマに。曹操は徐庶〓@70AA統に裏切られ、孔明、周瑜の計略に切歯扼腕し、周瑜は孔明を蹴落とそうと策謀に忙しい。それぞれの思惑のそれぞれの赤壁を中国通の著者が活写。繊細と非情、機知と狡猾など人間味あふれる曹操が盛りだくさん。
赤壁大戦の“反間の計”をはじめ、“草船で矢を借りる”“連環の計”“苦肉の策”などお馴染みの名場面が、中国の講談を通して興奮の人間ドラマに。曹操と対峙しながら、周瑜は魯粛、〓@70AA統を巻きこんで、孔明と見えざる火花を散らす。それぞれの思惑のそれぞれの赤壁を中国通の著者が活写。碧眼に魅せられた周瑜、魯粛、陸遜ら賢才たちの素顔。呉三代の名華は赤壁の炎より赤い。好評、蜀・魏・呉三部作、完結編。
孔明のライバル、呉の美形軍師、周瑜公瑾が中国の統一をめざす。君主孫策との義、妻小喬との愛が、運命にもてあそばれた男の数奇な一生をいろどる。誰も語らなかった、真の周瑜像を描ききる感動巨編。『超・三国志』につづく翻訳第2弾。
曹操はすでに没し、大勢は蜀に傾きかけたかに見えたが、曹操の息子、曹丕は、司馬懿仲達を軍師に立て、最後の反撃を試みる。対する孔明をはじめとする蜀の三軍師は、精鋭を率いて一気に勝負に出た。ここに、孔明と仲達の死力を尽くした戦いが繰り広げられる。三国の戦いはついにクライマックスを迎えた。炸裂する新兵器“地雷火砲”、五虎将の咆哮が中原に響きわたる。幻の名著、周大荒著「反三国志演義」初の小説化。
形勢は変わり、天子を名乗る曹操と、蜀の勢力拡大を恐れた孫権が手を結んだ。孔明、〓@70AA統、徐庶の三軍師は、関羽、張飛に守りを固めさせる。魏に攻め込むは、義兄弟の契りを結んだ趙雲、馬超。勢いに乗った劉備玄徳は、洛陽に向かい、ついに曹操の本拠地、許昌を臨む。迎え撃つは魏の精鋭、許〓@64AD、徐晃、張〓@67FE、張遼。ここに漢王朝の命運を賭けた一大決戦が繰り広げられる。三国志演義を題材にとった壮大な中国版if!幻の名著、周大荒著「反三国志演義」初の小説化。