著者 : 八美☆わん
魔法呪になったシエナが収監され、ラビアンジェは新たな聖獣ディアと共に日々を楽しく過ごしていた。しかし、ラビアンジェを保護したいと教会が執拗に使者を送ってくる。その目的は保護だけではなさそうで…。一方、知り合った訳あり令嬢の「素質」と「潜在能力」に気づいたラビアンジェ。腐教活動にさらなる熱を注ぎ、令嬢と第一王子を供に意気揚々と教会へ向かえば、事件勃発!?一周目の人生の一端も明らかになる!?
魔力に満ち竜と共に生きる辺境の地、ファリエナ領主の娘・エステルは、突然サウスアロード帝国皇帝・ラファーガの夜伽係に任命される。苛烈で冷酷な『黒雷帝』の異名を持つラファーガ。命令に反したが最後、命はなく領民にも危険が迫るーそれだけは絶対ダメ!エステルはラファーガの不興を買わないよう、夜伽係として全力で媚びて尽くすことに!そうして初めての夜伽を終えた翌日、なぜか皇帝の『婚約者』にジョブチェンジ!?冷酷さの裏でーある過去の出来事からラファーガはエステルを溺愛してやまなくて…。一途に愛する皇帝×生きるため媚びる令嬢のすれ違いラブ!
王都のはずれ、周囲を木々と花々に囲まれた『顔だけ聖女』エステルのカフェでルシアンは今日もエステルに向けて甘い本音をダダ漏れにさせていた。すると、いつもは来客がない時間にカランとお店の戸が鳴った。珍しいお客様の正体は、獣人の国の王子様でー?「僕は、ルシアン様の呪いを解ける人を知っています」突然の訪問客の急な話に戸惑いながらも、エステルたちはその人物に会いに獣人の国へ向かうことに!しかし、解呪するにはエステルとルシアンの関係を一気に変えてしまうような『大きな代償』を支払わなければいけないらしく…?
アルノルトへの恋心を自覚し、初めての感情に戸惑いを隠せない日々を過ごすリーシェ。あのキス以来、落ち着かないリーシェを甘やかしてくれるアルノルトへの気持ちを実感しながらも、リーシェはとある人物への再会を試みる。婚礼衣装の支度を名目とした『婚前旅行』で海運交易の街・ベゼトリアへ向かうふたり。運河を渡り船着き場へ向かう道中、船による人攫いの現場に遭遇し!?そこでリーシエは騎士人生における先輩、天才剣士ヨエルに出会う。シャルガでは海賊によって人が攫われる被害が出ており、ヨエルが派遣されたのだという。未来のアルノルトはシャルガから戦争の重要な武器を手に入れており、リーシェはそれを防ぐべく人身売買の解決に奮闘。身分を偽り、令嬢「リゼ」として囮になるがー。「-『お嬢様』」(…殿下の意地悪…!)条件としてアルノルトが護衛の『従者』のふりでリーシェに同行することになり…!?
嬉々として“無才無能”扱いを逆手に取り、人生を楽しむ天才魔法師ラビアンジェ。長い付き合いの聖獣達をモフる機会を虎視耽々と狙いつつ、平穏な日常を過ごしていた。しかし箱庭事件後、学園では一部の学生達が自らの悪質な行動の責任を取らされ、元凶の一人だったシエナへの風当たりはきつくなっていく。逆恨みから全てを義姉ラビアンジェのせいにしたシエナは、報復に『親友』を頼る。そんなある日ラビアンジェは学園内に漂う幽霊のような邪悪な影に気づき…?
元婚約者、襲来!? ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 各国を跨ぐ贋金騒動が決着し、リーシェから改めて婚姻の誓いを立てて、二人の関係も一歩前進。 婚姻の儀も迫るなか、二人は揃って歌劇場を訪れるが、幕が開いた直後に歌劇の主役である歌姫・シルヴィアが倒れてしまう。 リーシェのスキルで救護活動を終えたところ、元婚約者のディートリヒがその場に現れ……!? 一方、リーシェの新しい友人となったシルヴィアは、とある騎士に恋をする。 その人物は、未来のアルノルトが重用した騎士・グートハイルだった。 アルノルトへの気持ちの置き所がわからないリーシェにとって、シルヴィアから聞く恋の話はとても新鮮でーー。 婚儀でのキスを意識してしまうリーシェを、アルノルトはこれまで以上に甘やかしてくる。 さらに誕生日のおねだりを言い付けられて悩んでいたら、ついに恐ろしい現皇帝との邂逅で大ピンチ!?
聖女を輩出する名門・シャルリエ伯爵家に生まれながらも魔力量が少ないエステルは、見た目が美しいだけの『顔だけ聖女』と揶揄されてきた。欲深い義妹に聖女の座を奪われ辺境の地へ送られる道中、エステルは何者かに殺害されてしまう。しかし目が覚めるとそこは一年前の世界で、冷酷だった婚約者の公爵様が愛を囁くようになっていてー!?「俺は初めて会った時からずっと、君が好きすぎるんだ」「…!?」嘘がつけない呪いにかかった公爵様と、甘い本音に戸惑う聖女の激甘ストーリー!
性悪、魔法の才能無し、無責任、無教養と悪評高い公爵令嬢ラビアンジェ。“無才無能”扱いだけど、実はー前々世が稀代の悪女と名高い天才魔法師!?前世が86歳で大往生した日本人!?過酷に生きた前々世の反動か、人生三周目は魔法の才能を隠し、喜んで“無才無能”を利用して我が道を行く。しかし順調な学園生活は、野外訓練で崩れちゃう!?中身はお婆ちゃんな最強魔法師の無自覚大暴走で、嫌われ令嬢から一変、愛され令嬢に!?
前世の“推し”だったジュダール将軍の悪女妻に転生したアンジェラだが、初夜を無事乗り切り旦那様の愛を得て溺愛の日々を送っていた。前世の知識を活かしたドレスデザインや美術知識などで社交界でも名を上げ、悪女の噂も払拭していく。極め付きは収穫祭パーティでの新ドレスデザインお披露目と、三大公爵との交流で、その立場は盤石かと思われた矢先、何者かがアンジェラを罠に嵌め、“悪女”へと押し戻そうとする事件が次々と起こる!これは原作の強制力?断罪は免れない?愛し合う二人は力を合わせ真実解明に挑み、ハッピーエンドを迎えられるのかー。怒涛の展開で贈る“初夜”から始まる夫婦の物語、大団円!
余命半年と告げられた公爵令嬢・アリエアは王太子妃の座争いから暗殺未遂に遭い、見知らぬ地に捨てられ絶望の淵にいたが、謎の青年・ライアンに救われ一命を取り留める。偶然にもふたりは世界に3つしかない運命の指輪を持っており、その謎を解く旅へ。道中、婚約者のフェリアルと再会するも、アリエアは呪いの代償で記憶を失っていた。襲いかかる危険、近づくタイムリミット、試される決断力、揺れる恋心…。様々な感情渦巻く中、アリエアが手にした終幕はー。運命に抗う異世界大河ロマンの完結巻。
フローリアがさらわれるという事件により互いへの想いを再確認した二人は、「公爵と側仕え」から特別な関係へと変わった。デジレは恋人になったことでより一層フローリアを溺愛し、屋敷で寄り添ったり一緒にお祭りに行ったりと、甘く穏やかなひと時を過ごす。しかし、フローリアを狙った犯人の存在が二人の心に陰を落としていた。そんな中ついに聖女の儀式の日を迎えるのだが、聖女のレナータではなく、なぜかその場に居合わせたフローリアが封印の儀式を成功させてしまいー。「何が起ころうと、私は変わらずに君の傍にいる」神託の真実ーそこから聖女を巡るすべての真相が紐解かれていく。これは、虐げられていた少女が麗しき主の下で幸せになるまでの恋物語。波乱と感動のクライマックス!
公爵令嬢のシュラインは王立学園卒業間近のある日、王太子から婚約破棄を告げられ前世の記憶を思い出す。テンプレな婚約破棄を快諾するも、すぐに王太后の計らいで眉目秀麗な王弟アルフォンスと婚姻を結ぶことに。だが、それは様々な思惑の絡んだ偽装結婚であった。続く王太子婚約破棄騒動、評判の悪い王妃、王弟殿下の美少年の恋人の噂。二年後子が授からなければ離縁可、という条件を受け入れ妻役をこなすシュラインだが、仮初のはずの旦那様が想定外に甘くて?そして王妃主催の夜会で媚薬を盛られたシュラインが治療のためにアルフォンスに抱かれたことから二人の距離が縮まっていく。偽装のはずなのになぜか毎日甘く溺愛してくるアルフォンスに、シュラインの気持ちも次第に揺れ始め…?2022eロマンスロイヤル大賞金賞受賞作。
アンジェラは突如前世を思い出した。そして今の自分が、前世で大好きだったロマンス小説の推しキャラ、ガチムチのジュダール将軍の“妻”で、今日が“初夜”であることに!だが、アンジェラは小説の中ではヒロインの異母姉で、ヒロインに嫉妬して破滅する悪女枠…。このままでは推しとエロエロ新婚生活を送るどころか、悪女道まっしぐらで斬首されてジ・エンド!なんとしても、とりあえずこの初夜、エロエロに乗り切ってみせます!!そしてあわよくば…前世チートで結末をひっくり返し、この先も旦那様とラブラブな性生活を送りたい。悪女に転生してしまった前世喪女と無骨で色事は不得手なマッチョな将軍閣下の、“初夜”から始まる溺愛ストーリー!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気づいたアリーネは、自分の幸せより、推しであるヒロインを愛でることを決意。推しの幸せを最優先に、美形王子であるアレックスとヒロインをくっつけることに奔走する。貴族令嬢らしさをかなぐり捨て、推しの尊い姿に感激の涙を流すアリーネに、アレックスはー「見ていて飽きない。むしろ、目が離せない」断固、ヒロインをオススメしたいんですが!果たして孤軍奮闘する悪役令嬢の努力は実を結ぶのか!?
ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。教団を巡る騒動後、アルノルトへの感情に変化が生まれつつあるリーシェは、賓客を迎えるためにアルノルトと共にヴィンリースの街へ。そこで出会ったのは、狩人人生のリーシェが仕えたシグウェル国の王女ハリエットだった。未来で大罪人と呼ばれるはずの彼女は気弱で、大罪を犯すようには見えない。そんな彼女のためにリーシェが護衛を務めることに!?まるで王子のような振る舞いで、女性たちをドキドキさせるリーシェ。そこへ、謎の男が襲撃を仕掛けてきてー!?同時に、滞在する城で幽霊騒動が発生。幽霊だけは苦手なリーシェのために、アルノルトが同室で寝てくれることに!!これまでと違った表情を見せてくれるアルノルトとの距離も近づくかと思いきや…ここにきてまさかの『初めての夫婦喧嘩』大勃発!?
ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。コヨル国との技術提携の話も進み、二人の距離は縮まった。そんな中、ある目的から聖王国ドマナの大神殿へ向かうことになったリーシェたち。未来のアルノルトが焼き払う神殿には、侍女人生で仕えた幼き令嬢ミリアが訪れていた。ミリアがリーシェだけに懐く中、司教は「アルノルト・ハインと結婚してはなりません」と意味深な警告をしてくる始末。アルノルトも教団に敵意がある様子で…?「『教団の人間は、妻に一切近寄ることのないように』と命じていたはずだが?」一方リーシェは、アルノルトからお仕置きのキスをされそうになったり、悪妻の演技をしたりと大わらわ。さらに、他人を呪う力があると自称するミリアの周囲で不穏な事件が巻き起こりー。そしてついに、謎多きアルノルトが抱える過去の一端が明らかに…!?
ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。アルノルトとその弟テオドールとの確執も解け、戦争回避に一歩前進、のはずが。「騎士候補生の訓練に混ざりたい、しかも『男として』だって?」未来のアルノルトの強さの秘密を体感するべく、リーシェは男装して騎士候補生の訓練へ参加することに!?書籍限定エピソード「恋人ごっこの淡い戯れ」収録!!!
目が覚めるといつも同じ年齢で、バッドエンドの人生を繰り返している王女マグノリア。しかもすべての死因に熱烈な愛を捧げてくるシャムロックが関係しているのだ。「幸せになれば繰り返しは終わる」という助言を受けて、奮闘するがー何十回めの人生でシャムロックの様子がおかしいことに気づく。予想外の行動を取る彼に、事態は二転三転!シャムロックの謎の行動に、マグノリアはある決断をする。今度こそ人生のループを止めることができる?繰り返しの原因は、一途すぎる執着愛!?バッドエンドから逃れたい王女と公爵令息の容易ならざる攻防戦!