著者 : 八美☆わん
シリーズ初にして珠玉の短編集!! 『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』シリーズで2023年前半までに発表された短編小説50本の中から、特典小説16本、WEB掲載小説18本の計34本を収録! 本編では描かれていないリーシェとアルノルトの触れ合いや、二人を取り巻く登場人物の意外な一面など、より深く楽しめる物語を厳選。 さらに、この書籍だけの書き下ろし小説も4本収録! 「……私の、大好きな旦那さま……」 アルノルトとふたりきり、夫婦のふりで一泊することになったリーシェ。 予定外の小旅行で宿屋は満室、アルノルトと『夫婦らしく』同室に!? お風呂に入っているアルノルトをそわそわ待ったり、髪を乾かしてもらったり。 これも全ては、『とある目的』のためだがーー書き下ろし小説『アルノルトとリーシェが、夫婦のふりをしてお泊まり小旅行をするお話』。
第一王女の護衛騎士を務めるフローラは、恋人からプロポーズをされるが、結婚より仕事を選び別れることに。その直後、突然国王と宰相に呼び出されてしまう。 実はこの国では結婚率と出産率の低下という深刻な問題があり、案じた国の重鎮たちは、相性のいいカップルを作り出す政策を掲げ、関係者に大量のアンケートを取っていた。 その結果フローラは、超美形で天才だけど変わり者と噂の魔導士団副団長クリスと、95%という驚異的な相性率をはじき出していたのだ。 戸惑うフローラに対してなぜかクリスは乗り気で、二人は結婚を前提に付き合うことになるがーー95%は伊達ではなかった! 「もっとその可愛い声を聞かせて」女嫌いのはずのクリスにグイグイ迫られ、大切に扱われ蕩かされるフローラ。そのうえ超相性のいい彼と触れ合ったことで、フローラの秘密の魔力も解き放たれていき!? マイペース天才魔導士xきまじめ女護衛騎士の執愛マッチングラブ!
年に一度の文化祭でラーメン屋台を出店することになった二年D組。ラビアンジェが青春を楽しむ間にも、完全復活を目論む悪魔の謀略は進み、毒された側妃クリスタはラビアンジェを害そうとしていた。計画を知った幼き第三王子が文化祭当日は隠れているよう忠告するが、ラビアンジェはそれを『かくれんぼ』のおねだりと勘違い!? 楽しみにしていた文化祭が混乱と叫喚に包まれ、隠していた能力を解き放ち、ラビアンジェが本気の怒りを見せるーー!
魔法呪になったシエナが収監され、ラビアンジェは新たな聖獣ディアと共に日々を楽しく過ごしていた。しかし、ラビアンジェを保護したいと教会が執拗に使者を送ってくる。その目的は保護だけではなさそうで……。 一方、知り合った訳あり令嬢の「素質」と「潜在能力」に気づいたラビアンジェ。腐教活動にさらなる熱を注ぎ、令嬢と第一王子を供に意気揚々と教会へ向かえば、事件勃発!? 一周目の人生の一端も明らかになる!?
魔力に満ち竜と共に生きる辺境の地、ファリエナ領主の娘・エステルは、突然サウスアロード帝国皇帝・ラファーガの夜伽係に任命される。 苛烈で冷酷な『黒雷帝』の異名を持つラファーガ。命令に反したが最後、命はなく領民にも危険が迫るーーそれだけは絶対ダメ! エステルはラファーガの不興を買わないよう、夜伽係として全力で媚びて尽くすことに! そうして初めての夜伽を終えた翌日、なぜか皇帝の『婚約者』にジョブチェンジ!? 冷酷さの裏でーーある過去の出来事からラファーガはエステルを溺愛してやまなくて……。 一途に愛する皇帝×生きるため媚びる令嬢のすれ違いラブ!
王都のはずれ、周囲を木々と花々に囲まれた『顔だけ聖女』エステルのカフェは、毎日元気に営業中。本音がダダ漏れになる呪いにかかった婚約者のルシアンに相変わらずの甘い本音を聞かされながら、エステルは幸せな日々を過ごしていた。ある日、エステルとルシアン、黒猫のクロードで新メニューの試食をしていると、いつもは来客がない時間にもかかわらずカランカランとお店の戸が開く音が鳴った。不思議に思って振り返ったエステルの目に飛び込んできたのは、小さな白い狼でーー?
2024年1月7日より、TVアニメ放送! アルノルトへの恋心を自覚し、初めての感情に戸惑いを隠せない日々を過ごすリーシェ。 あのキス以来、落ち着かないリーシェを甘やかしてくれるアルノルトへの気持ちを実感しながらも、リーシェはとある人物への再会を試みる。 婚礼衣装の支度を名目とした『婚前旅行』で海運交易の街・ベゼトリアへ向かうふたり。 運河を渡り船着き場へ向かう道中、船による人攫いの現場に遭遇し!? そこでリーシェは騎士人生における先輩、天才剣士ヨエルに出会う。 シャルガでは海賊によって人が攫われる被害が出ており、ヨエルが派遣されたのだという。 未来のアルノルトはシャルガから戦争の重要な武器を手に入れており、リーシェはそれを防ぐべく人身売買の解決に奮闘。 身分を偽り、令嬢「リゼ」として囮になるがーー。 「--『お嬢様』」(……殿下の意地悪……!) 条件としてアルノルトが護衛の『従者』のふりでリーシェに同行することになり……!?
嬉々として【無才無能】扱いを逆手に取り、人生を楽しむ天才魔法師ラビアンジェ。長い付き合いの聖獣達をモフる機会を虎視眈々と狙いつつ、平穏な日常を過ごしていた。 しかし箱庭事件後、学園では一部の学生達が自らの悪質な行動の責任を取らされ、元凶の一人だったシエナへの風当たりはきつくなっていく。逆恨みから全てを義姉ラビアンジェのせいにしたシエナは、報復に『親友』を頼る。そんなある日ラビアンジェは学園内に漂う幽霊のような邪悪な影に気づき……?
元婚約者、襲来!? ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 各国を跨ぐ贋金騒動が決着し、リーシェから改めて婚姻の誓いを立てて、二人の関係も一歩前進。 婚姻の儀も迫るなか、二人は揃って歌劇場を訪れるが、幕が開いた直後に歌劇の主役である歌姫・シルヴィアが倒れてしまう。 リーシェのスキルで救護活動を終えたところ、元婚約者のディートリヒがその場に現れ……!? 一方、リーシェの新しい友人となったシルヴィアは、とある騎士に恋をする。 その人物は、未来のアルノルトが重用した騎士・グートハイルだった。 アルノルトへの気持ちの置き所がわからないリーシェにとって、シルヴィアから聞く恋の話はとても新鮮でーー。 婚儀でのキスを意識してしまうリーシェを、アルノルトはこれまで以上に甘やかしてくる。 さらに誕生日のおねだりを言い付けられて悩んでいたら、ついに恐ろしい現皇帝との邂逅で大ピンチ!?
伯爵令嬢のエステルは、聖女を輩出する名門・シャルリエ伯爵家に生まれながら魔力量が少なく、見た目が美しいだけの『顔だけ聖女』と揶揄されてきた。 欲深い義妹に聖女の座を奪われ辺境の地へ送られる道中、エステルは何者かに殺害されてしまう。しかし目が覚めるとそこは一年前で、冷酷だった婚約者の公爵様が愛を囁くようになっていてーー!? 「俺は初めて会った時からずっと、君が好きすぎるんだ」 「……!?」
性悪、魔法の才能無し、無責任、無教養と悪評高い公爵令嬢ラビアンジェ。【無才無能】扱いだけど、実はーー前々世が稀代の悪女と名高い天才魔法師、前世が86歳で大往生した日本人!? 過酷に生きた前々世の反動か、人生三周目は魔法の才能を隠し、喜んで【無才無能】を利用して我が道を行く。しかし順調な学園生活は、野外訓練で崩れてしまい……。 中身はお婆ちゃんな最強魔法師の無自覚大暴走で、嫌われ令嬢から一変、愛され令嬢に!?
前世の“推し”だったジュダール将軍の悪女妻に転生したアンジェラだが、初夜を無事乗り切り旦那様の愛を得て溺愛の日々を送っていた。前世の知識を活かしたドレスデザインや美術知識などで社交界でも名を上げ、悪女の噂も払拭していく。極め付きは収穫祭パーティでの新ドレスデザインお披露目と、三大公爵との交流で、その立場は盤石かと思われた矢先、何者かがアンジェラを罠に嵌め、“悪女”へと押し戻そうとする事件が次々と起こる! これは原作の強制力? 断罪は免れない? 愛し合う二人は力を合わせ真実解明に挑み、ハッピーエンドを迎えられるのかーー。 悪女に転生した前世喪女と無骨でマッチョな将軍閣下の、“初夜”から始まる溺愛ストーリー第2巻!
余命半年と告げられた公爵令嬢・アリエアは王太子妃の座争いから暗殺未遂に遭い、 見知らぬ地に捨てられ絶望の淵にいたが、謎の青年・ライアンに救われ一命を取り留める。 偶然にもふたりは世界に3つしかない運命の指輪を持っており、 指輪にまつわる謎を解く旅へ。 道中、婚約者のフェリアルと再会するも、アリエアは呪いの代償で記憶を失っていた。 襲いかかる危険、近づくタイムリミット、試される決断力、揺れる恋心……。 様々な感情渦巻く中、アリエアが手にした終幕は──。 運命に抗う異世界大河ロマンの完結巻。 第6章 もうひとつの物語 第7章 夜明け 第8章 ドブネズミ 第9章 仕掛けられた罠 第10章 魑魅魍魎 第11章 戦闘、勃発 第12章 終焉 はじまりの地 第13章 沈んだ神殿 第14章 終わりと、始まり あとがき
これは、虐げられていた少女が麗しき主の元で幸せになるまでの恋物語。 波乱と感動の第二弾!
公爵令嬢のシュラインは王立学園卒業間近のある日、王太子から婚約破棄を告げられた瞬間前世の記憶を思い出す。テンプレ展開の婚約破棄を快諾するも、すぐに王太后の計らいで眉目秀麗な王弟アルフォンスと婚姻を結ぶことになる。だが、それは様々な思惑の絡んだ偽装結婚であった。二代続けての王太子婚約破棄騒動、評判の悪い王妃、王弟殿下の美少年の恋人の噂ーー。二年後子が授からなければ離縁可、という条件でその偽装結婚を受け入れ妻役をこなすシュラインだが、王妃主催の夜会で媚薬を盛られ治療のためにアルフォンスに抱かれたことから、二人の距離は一気に縮まる。偽装のはずなのになぜか毎日甘く溺愛してくるアルフォンスに、シュラインの気持ちも次第に揺れ始め……。2022eロマ大賞金賞受賞作。
神様ありがとう! 男運も経験もほとんど無いままアラサーで死んだ前世の私も報われます!! アンジェラは突如前世を思い出した。そして今の自分が、前世で大好きだったロマンス小説の推しキャラ、ガチムチのジュダール将軍の“妻”で、今日が“初夜”であることに! だが、アンジェラは小説の中ではヒロインの異母姉で、ヒロインに嫉妬して破滅する悪女枠……。このままでは推しとエロエロ新婚生活を送るどころか、悪女道まっしぐらで斬首されてジ・エンド! なんとしても、とりあえずこの初夜、張り切ってエロエロに乗り切ってみせます!! そしてあわよくば……前世チートで結末をひっくり返し、この先も旦那様とラブラブな性生活を送りたい!! 悪女に転生してしまった前世喪女と無骨で色事は不得手なマッチョな将軍閣下の、“初夜”から始まる溺愛ストーリー!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気づいたアリーネは、自分の幸せより、推しであるヒロインを愛でたおすことを決意。推しの幸せを最優先に、美形王子であるアレックスとヒロインをくっつけることに奔走する。陰から見守り、推しの尊い姿に滂沱の涙を流すアリーネにアレックスはーー「見ていて飽きない。むしろ、目が離せない」。果たして孤軍奮闘する悪役令嬢の努力は実を結ぶのか!?
伯爵令嬢オクタヴィアは後ろ盾でもあり、彼女を可愛がっていた祖母・レーヌ伯爵が亡くなった翌日に家を追い出される。しかし文句ひとつ言わず、むしろ意気揚々と王都に向かった彼女の目的は「探偵」になること! 実は滅びた帝国の正統な後継者であるオクタヴィアは、全知全能の帽子(ハット)を相方に、「帝国の遺産」を回収・救出するため奔走する! でも正体不明の怪盗が現れたり、事件に巻き込まれたり前途多難⁉
最強夫婦(予定)、はじめての夫婦喧嘩!? ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 教団を巡る騒動後、アルノルトへの感情に変化が生まれつつあるリーシェは、賓客を迎えるためにアルノルトと共にヴィンリースの街へ。 そこで出会ったのは、狩人人生のリーシェが仕えたシグウェル国の王女ハリエットだった。 未来で大罪人と呼ばれるはずの彼女は気弱で、大罪を犯すようには見えない。 そんな彼女のためにリーシェが護衛を務めることに!? まるで王子のような振る舞いで、女性たちをドキドキさせるリーシェ。 そこへ、謎の男が襲撃を仕掛けてきてーー!? 同時に、滞在する城で幽霊騒動が発生。 幽霊だけは苦手なリーシェのために、アルノルトが同室で寝てくれることに!! これまでと違った表情を見せてくれるアルノルトとの距離も近づくかと思いきや……ここにきてまさかの『初めての夫婦喧嘩』大勃発!?
婚約者からの独占欲、上昇中!? そして、アルノルトの抱える過去が明らかにーー。 ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。 コヨル国との技術提携の話も進み、二人の距離は縮まった。 そんな中、ある目的から聖王国ドマナの大神殿へ向かうことになったリーシェたち。 未来のアルノルトが焼き払う神殿には、侍女人生で仕えた幼き令嬢ミリアが訪れていた。 ミリアがリーシェだけに懐く中、司教は「アルノルト・ハインと結婚してはなりません」と意味深な警告をしてくる始末。 アルノルトも教団に敵意がある様子で……? 「『教団の人間は、妻に一切近寄ることのないように』と命じていたはずだが?」 一方リーシェは、アルノルトからお仕置きのキスをされそうになったり、悪妻の演技をしたりと大わらわ。 さらに、他人を呪う力があると自称するミリアの周囲で不穏な事件が巻き起こりーー。 そしてついに、謎多きアルノルトが抱える過去の一端が明らかに……!?